9.いばらの呪い-トロデーン城- ページ12
ストーリーは少し進んで、古代船の情報を得るためトロデーン城に向かうところとなりますm(_ _)m
Aにはユイという妹がいます。
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一行は古代船について知るため、トロデーン城の図書室に向かっている。
Aは、ドルマゲスの呪いにかかった後のトロデーン城にはまだ立ち寄ったことがない。
妹のユイがいるので向かおうとしたが、
単独では危険な状態だと、トロデ王とエイトに止められていた。
きっとユイは…
早く城の状況を知りたい気持ちと、
現実を受け止められるか不安な気持ちの狭間の中Aは歩き続けた。
「着いたわね」
ゼシカが炎の呪文で扉をこじ開けると、かつての美しくて明るいトロデーン城とは思えない光景が広がっている。
お城の人々はいばらと共に、時が止まってしまったように固まり、動かない。
Aは呆然とした。
「はぁ…わしらの城が…」
トロデ王が呟き、ミーティアもうなだれる。
辛いのは私だけじゃない。
むしろ生まれた時からこのお城にいる王と姫様の方が…
そう思い、Aは前に進み続ける。
図書室に行くには城の中を迂回するしかないようだ。
どの道、ユイの様子を見るために中に入るつもりだった。進むのが怖い。
「おい、大丈夫かよ。真っ青だぜ。」
まあ、初めてくるオレですら結構堪える景色だけどな、とククールが声をかけてくれる。
大丈夫だよ、と笑って答えるけどきっと笑えていないな。
Aはろくにククールと目も合わせることも出来ず、ユイがいるであろう部屋の方へと向かった。
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yuki(プロフ) - 雪娘さん» はじめまして!読んで頂いて、とても嬉しい感想まで送っていただき、本当にありがとうございます!!私自身、ゲームを再履修しつつ楽しみながらまったり更新していますが、まだまだ続く予定ですのでよろしければ楽しんでいってもらえれば幸いです。 (2022年7月1日 13時) (レス) id: 83e0478cb4 (このIDを非表示/違反報告)
雪娘(プロフ) - 初めまして。最近ドラクエにハマって、ククール好きかもと思っていたところに私好みの文章と夢主な作品だったので思わず感想送ってしまいました。続き楽しみにしてます。 (2022年7月1日 3時) (レス) id: 4b3493cea0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yuki | 作成日時:2021年12月30日 23時