強欲の主人は興味持たない

興味ないこと５つ目 ページ6

名前、それは人と人を区別するためにあるもの


だから大切なもの、この世に２つとない、大切なもの


同じ名前はあるけれど、意味まで一緒だっだり性格までが一緒なことはないだろう


顔も名前も忘れてしまったら、忘れられたその人はどうなる？


きっと…すごく空しく、寂しいだろう


ボクがそうであるように…


『スティ、世界は楽しい？』


ス「楽しいんじゃないっすか？咲兎はどうなんすか？」


ボク？

『ボクはね、この世界はひどくつまらなくて、残酷と思うよ』

この世界のなかで、この広い地球で、何人がボクのことを知っているんだろうね
そして覚えているのだろう

ス「…それもそうっすよ誰も特別な人なんていないんすよ」

『スティは、いや。スティも何かを失したんだ…』

ス「？…"も"ってどうゆうことっすか？」

『…知りたい？』

ス「…ま、まぁ、そーすね」

『じゃあ教えてあげる』

つまらない、と思える話を…

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