シルクの彼女は絹みたい【Fischer's】

マフラー ページ5

Aside

貴「あっ、これ可愛いね」
2駅だけ電車に乗ってショッピングモールに到着

中を巡回中←
ｼﾙｸ「ホントだ、これずっと使ってるだろ？折角だし変えたら？」

見つけたのは赤をベースにしたチェック柄のマフラー
マフラーは無いといけないし

今使ってるものは高校時代から使ってるもので
結構ボロボロになってきてる

貴「そうだね〜買い換えようかな」
ｼﾙｸ「ん、じゃちょっと待ってろよ」

シルクはマフラーを持って店に入ると
暫くして紙袋をもって出てきた

貴「なぁに？これ」
ｼﾙｸ「マフラープレゼントする」

素っ気な言い方だけど想いがこもってた
貴「嬉しい…ふふ、嬉しすぎて使えないかも」

私がそう言うと
いや使えよっ！とツッコミが入る

貴「冗談だよぉ〜大切に使うよ」
ｼﾙｸ「可愛すぎかよ///ぜってーそのマフラー似合うよ」

ニッコリ笑いながら言われる
好きだなぁ〜

ｼﾙｸ「…っ///俺も好きだよ」
あっ、声出てたみたい

貴「ねぇねぇ、あのお店シルクみたい」
ｼﾙｸ「どういう事だよwww」

何となくだよ
何でわかんないんだろ？

やっぱ自分のことだからかな？
貴「あそこ行こ？私もシルクに似合うもの買ってあげる」

そう言って手を引っ張ると
楽しそうに弾んだ声で

ｼﾙｸ「似合うもの選んで欲しいけど、買ってくれなくていいww
彼女に買わせる男なんて俺嫌なんだけどww」

私だって買いたいもん
買ってもらってばっかじゃ嫌だよ

ｼﾙｸ「いいの、選んでくれるだけでいい」
そんな顔で言われたらなんにも言えないよ

普通に→←ショッピングモール！

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