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Aside
マサイ「到着〜」
おじゃましまーす!
の代わりにそう叫ぶマサイくん
ンダホ「いらっしゃい〜…あっちー?その手どうしたの?」
マサイ「色々あって…中で説明するわ」
少し痛む足を引きずって歩く
シルク「は?どうなってんのその腕」
貴「骨折と…靭帯損傷…かな」
あの時言ってたら間違いなくシルクは病院に来てた
雰囲気から撮影は今終わったところっぽい
邪魔してたかもしれない
言わなくてよかった
シルク「意味わかんねぇ…家出る時気をつけろってあんだけ言ったよな?
足も怪我してるし…治るのだってそんなに早くないだろ?」
貴「…ごめん」
言い訳なんてしたくなかった
あんな小さい男の子を盾にして自分を守るなんて
そんなの…可笑しすぎる
シルク「自分の身ぐらい自分でまもれ…(貴「うるさいっ!」…えっ?」
故意に出した訳じゃなく自然と出た声だった
貴「シルクは…シルクだったら分かってくれると思ってた…何があったの?って聞いて、優しく包んでくれると思ってた!でも違った…もういい」
部屋から出ようとした
そう、出ようとしたけど出れなかった
マサイくんがそれを止めたから
私の体に一切触れないでそれを止めた
マサイ「…あっちーはさ…命を助けたかもしんないんだよ?小さい男の子、守ったんだぞ?その結果がこれ。理由がわかんないなら聞くべきじゃん。あっちーは、シルクの撮影の邪魔になるからって連絡しないでって頼んだんだぜ?シルクならなかってくれるって信じてたぜ?シルクが分かってやれねぇなら俺があっちーのこと貰う」
耳を疑った
最後の一言で息が止まりそうになった
マサイ「ずっと好きだったよ…でもずっとシルクと両想いだったから諦めてた。ずっとAって呼んでみたかったよ。シルクが嫉妬しないように我慢してきただけ。次傷つけたらホントに貰う」
ほんの数秒だったんだろうけど
凄く長く感じた
シルク「ごめん…分かってやれなくてごめん、気づけなくてごめん」
マサイ「俺はいいんだよ。今大事なのはあっちーだろ?」
マサイくんがそう言うと抱きしめてきた
シルク「ごめんな、酷い事言った」
貴「…いいよ、マサイくん、これからも友達でいてね?私が好きなのはシルクだから…でも、友達としてマサイくんも、ダホちゃんも、もっきゅんもみんな大好き!気まずくなるの禁止ね!」
なるべく笑顔で言った
マサイ「おう!友達な!」
ンダホ「俺も友達!」
モトキ「皆だよ、みんな友達!」
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こつぶ(ここ)(プロフ) - *ののさん» そーなんですか…(´・ω・`)マラソンの部分書いてほしいです…! (2019年4月13日 21時) (レス) id: 774bd11b3a (このIDを非表示/違反報告)
*のの(プロフ) - こつぶ(ここ)さん» 予定があわずオールスター感謝祭を見れていないんです…書いて欲しいシーンを詳しく書いて頂ければ頑張りますが…難しいかもです (2019年4月13日 20時) (レス) id: 139f9ac550 (このIDを非表示/違反報告)
みるく - 凄い...ありがとうございました! (2019年4月13日 20時) (レス) id: ae7f37ea5c (このIDを非表示/違反報告)
こつぶ(ここ)(プロフ) - オールスター感謝祭のものを書いて欲しいです! (2019年4月13日 19時) (レス) id: 774bd11b3a (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ&くう(プロフ) - こちらそこ何度もありがとうございます (2019年4月8日 7時) (レス) id: 7ab6ffeaef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鳴海 帆南 | 作成日時:2019年3月27日 23時