第5話 ページ8
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「(チッ!奴め!神社の中を探っていると思っていたらいきなり走り出しやがって!)」
『はァ、はァ、追いつか、れるぞ…』
「(ダメだ…これ以上私の加護でスピードを出したらお前のその身体が持たない)」
だんだん足音が近くなってくる
喋るのも辛いな
─────おい、身体が限界だ!─────
ダメ元で思ってみる
「(クソ!
こうなったら振り向きざまに切れ!お前の抜刀術ならなんとかなるかもしれん!)」
通じた!?
「(当たり前だ!お前のことは身体も心も常に監視している!)」
─────・・・ストーカーか?─────
そんなことはどうでもいい!今だ!
キィン・・・
その瞬間空気が震えた
一瞬で力の重み的に私は不利だと悟り、鉄ごしらえの鞘を当てようとしながら体制を変え、広い野原の方へ走った
ここなら邪魔は入らないし、草むらだから私の背丈も隠れる
オマケに今日は霧だ
さらに隠れやすい
私は一度剣を鞘に戻し息を整えた
─────おい凛之助、お前の声はアイツに聞こえているか?─────
「(いいや)」
・・・そうか
向こうからしたら相手は子供、隙が生まれるかもしれないな
?「神社にあったあの字、あれはあなたが書いたんですか?」
ん?この声・・・
聞き覚えがある
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マリン(プロフ) - 銀時に一票で! (2019年3月31日 13時) (レス) id: c00051a8e1 (このIDを非表示/違反報告)
トワ - 土方さんに一票!すっごい面白いです!! (2018年10月17日 20時) (レス) id: a3cb27966b (このIDを非表示/違反報告)
(名前)みすず(プロフ) - 土方さんに1票です! (2018年10月7日 7時) (レス) id: 10d589833c (このIDを非表示/違反報告)
雪奈 - 辰馬に1票! (2018年9月23日 22時) (レス) id: 1cb5db4ace (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - 面白いです!辰馬落ちに一票! (2018年9月1日 23時) (レス) id: c02ba4ffe7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:赤狐 | 作成日時:2018年8月20日 0時