[銀魂]赤狐は笑う

第3話 ページ6

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その後も見つけた神社を拠点に主に天人を喰らいながらの生活を半年ほど続けた




その間その神社にあった古そうな書物を使い前世の知識を活かしながら勉強した




幸いなのかどうなのかは今となってはよくわからないが




文字の書き方も私のいた世界の江戸の時代の文字とは違い、私の前世で勉強してきた文法、書き方、漢字だった



だから硯(すずり)箱も奪った




筆に必死で慣れようとした









・・・





まぁ、稲荷は学芸の神でもあるから加護の力ですぐ覚えたが




他にも人間を殺めた時に自分の身長と比べてみたりして身長も比べたりした






そのうち奪った物の中に竹尺があったから身長も測った



推定5.6歳といったところだろうか？まぁ、前世の平均身長とは違うかもしれないが









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ある時凛之助は言った




「(私と長く居すぎたせいでお前の身体が血を欲する獣じみてきた)」と



それは私も薄々気付いていた



人間だろうと天人だろうと一通り喰うた後には刃に付いたその血を啜りたくなる衝動に駆られた









・・・いや、既に舐めていた





「(零、だいぶ食料も集まったろ？もう少し休め…





獣の血が濃くなるぞ？)」





『…お粥ならこの前米を奪ったばかりだからあと3週間は持つ。暫くは粥だな』




「(もし本当に血が啜りたくなったら呼べ




その時は私がなんとかしてやる)」




『・・・ありがとう、凛之助』

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