[銀魂]赤狐は笑う

第35話 ページ38

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『小太郎、夜叉隊と白狐隊は無事か？』




桂「大丈夫だ。支障のない程度で被害は小さい」




『よかった……』




「(零！殺気だ！前方2時方向！)」




銀時！









咄嗟に銀時を強く押した



ドンッ




シャッ









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ポタポタッ




？何の音だ？




「(おい！背中だ！早く剣を抜け！斬られているぞ！)」




『ぐっ』




咄嗟に振り向き得意の抜刀術で斬りかかる




ドシャッ




とりあえず相手を致命傷にはなりそうにないが何とか斬った









・・・人間、か



恐らく幕府側の密偵だな……どこから白夜叉の夜叉隊の情報が漏れたかわかったな




「(何悠長なことを言っている！)」









クラッ




身体が重力に引っ張られていく




銀時「零！」




桂「零！大丈夫か！零！」




高杉「クソッ！今すぐそいつを捕まえろ！」




坂本「零！しっかとしろ！」




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜




『ん・・・』




志士「あ……よかった！お目覚めになりましたよ！坂田さん！」




ピシャンツ




勢い良く障子を開けてズカズカと銀時が入ってきた




そして胸ぐらを掴んできて




開口一番




銀時「てめぇ！なんで俺なんか庇いやがった！」




怒鳴られた

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