[銀魂]赤狐は笑う

第24話 ページ27

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赤狐




幕府側の犬がいつの間にか私に付けていた呼び名




つい最近になって白夜叉や狂乱の貴公子……等と共に有名になってきた




軍師「それでは早速なのですが─────









「(・・・つまりアイツらより数の多い俺達の軍を囮に使え、と)」




『・・・おい、それはどうなんだ？もしも本格的に攻撃を受けた場合地理的にも我々の軍は逃げることが困難と予想される






兵をこれ以上消耗したくないのだが






それに囮にしては多過ぎだ。この作戦を実行するにしてももう少し数を減らしても平気なはずだが？』




桂「・・・俺も同意見だ。囮にしては多過ぎる」




軍師「っそれでは大きな餌で釣るという意味が───────



あっ」




『はァ……それがお前らの本音か』




「「「「「・・・・・・」」」」」




銀時「……確かに俺達は最近挙兵したばかりだ。だがそれで「囮に使え」っていうのは失礼過ぎやしねぇか？」




高杉「囮をつくるとしても狼煙をあげ、存在を教えるぐらいがいいだろうな




だがお前らの意見も一理ある




本物の囮を使った方が相手は釣れる」




桂「高杉っ……」




高杉「あぁ、つまり囮が欲しいならお前らがやれってことだ」




『それとも・・・我々を敵にするか？




私の7時方向で刀に手をかけている君』




軍師「・・・これはとんだご無礼を……それでは失礼します…」




「(まったく…人間はやはり愚かだな)」





─────────あぁ────────

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