[銀魂]赤狐は笑う

第16話 ページ19

練習後




銀時「・・・おい零、料理教えろよ」




『へ？』




銀時「だから、料理教えろよ…できたら菓子の」



もしかして銀時が甘党なのは・・・私のせいになるのか？




「(そうだろうな)」




『・・・わかった…』




『まずは卵を割ってみせるから見てろよ？』




銀時「おう・・・」



コンコンッパカッ



『どうだ？カラ1つ入ってないだろ』



銀時「すげー！」



そう、か。この世界ではこれもすごいのか



銀時「俺もやるぞ？」



ゴンゴンッピシャ



銀時「・・・カラが入ってる」




『銀時、少し力が強すぎだ』



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



コンコンッパカッ



銀時「で、できた……できたけど




この卵の量、どうする？」




『う〜ん・・・とりあえず卵焼きと卵かけご飯で』



・・・その後、銀時達はしばらく卵焼きと卵かけご飯を食べ続けなければならなかった




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜






それから半年




他の塾の奴らと喧嘩をしながらもとても楽しい生活をしている








「(・・・・・・おい、零。気づいてるだろ？)」




─────・・・何をだ？─────




「(銀時達の背、伸びている



おそらく



ここ(松下村塾)が燃えるのも時間の問題だろうな)」

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