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「やっぱりお肉系多かったかな・・・」
洋平さんの好きなものって思ったら
お肉料理が多くなってしまって、
そこはちょっと反省だけど。
量を少なくして品数を多く作ったから
かなり大変だったけど、
とりあえず間に合って良かった！
「あとは・・・、あ、ケーキ！」
ケーキは仕事先で出される可能性もあるかなって思って、
甘さ控えめで小さめなチーズケーキを用意して
軽くデコレーションした。
なんとか準備を終えて少しまったりしながら
洋平さんの帰りを待っていると、
玄関の開く音がした。
びっくりさせたくて、クラッカーを持つと
リビングの扉が開いたら裏になる場所に
背を低くして隠れる。
洋平さん、クラッカーで驚いてくれるかな？
怖がりなヒロさんなら絶対驚いてくれそうだけど
なんて考えながら
ちょっとワクワクしてたのに。
サプライズだったはずなのに。
「Aちゃん、ただいまー」
玄関先からそんな声が聞こえて。
・・・え？今、私の名前呼んだ？
なんで居るって知ってるの！？
連絡してないし、靴だって隠したし、
車だってわざわざ近くの有料駐車場を探して
そこに駐めて来たのに！
「あれ？Aちゃん？」
「・・・」
「Aちゃーん？居るんでしょ？」
「・・・」
「ふはっ、なにしてんの。
んなとこにしゃがみ込んで」
扉の裏に隠れた私を見つけると
洋平さんが笑い掛けてきて。
「・・・なんで知ってるんですか」
「んー？
今日ね、友達から飯誘われたんだけど」
そう言うと
洋平さんはイタズラっぽい笑顔を見せて
「ヒロがさ、すげえ慌てた様子で
『洋平！今日は早く帰った方がいいよ！』とか
言ってくるから、なんとなく分かっちゃった！」
って、笑った。
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叢雲(プロフ) - うさとーくさん» ご覧いただきありがとうございます。オトナ作品ですのでログイン後に検索してください。また、マイページの設定でご自身の年齢設定、検索の表示も確認してみてください。 (2018年8月28日 18時) (
レス) id: b51fbc666b (このIDを非表示/違反報告)
うさとーく(プロフ) - Under Groundで検索したら出てくるでしょうか？（；＿；) (2018年8月28日 12時) (レス) id: d19724bb2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：叢雲
| 作成日時：2018年6月22日 0時
