21話 彼side ページ21
――2年前俺は高校に入ってからバスケに熱中していた。
大翔「は?」
藤原「宮野くん〜また女の子に告られたんだって?」
羽田「いいなぁ〜モテる男は」
俺は話したこともないような子にも告られる
正直好きでもない子に告られて困るし何がいいなぁ〜なのか俺は正直分からない。
大翔「ははは、俺は藤原くん達みたいに告られない人生が良かったよ笑」
悪気があって言った訳では無い。好きじゃない子に好かれて断って泣かせて、まともに自分の恋愛に時間をかける事が出来ないんだから
藤原「あぁ、そう言っちゃう?…」
俺はここで人生が変わった、
ガラガラガラ
大翔「みんなおはよー」
いつもなら皆、俺に挨拶を返してくれる
なのに
おしゃべりしてる声が一気に静まった。
シーン
クラス「あいつ藤原に喧嘩売ったんだって(小声)」
〃「やっばー!あいつモテるからってやっぱり
調子乗ってたんだ〜笑笑(小声)」
なんだこれ
それから2年間藤原達に嫌がらせをされ、部活をやめて大人しく過ごしていた。
今考えると、そのまま3年間行けば良かったのかな
いや、良くない。
松崎さんと出会って俺は救われた、希望が見えただけ
全部マシだった。
ただ、どうすればよかったんだ
もっと、もっと早く
君に
君に会いたかった。
希望を見せてくれた君が
僕は好きでした。
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RE:0096 - いい話...感動ですわー。(最終回のタクシーの運転手、リア充のイチャイチャなやり取り見せられてたんか....w) (2020年7月18日 23時) (レス) id: 6a54b9078c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:セピ | 作成日時:2020年4月28日 23時