野良猫8《名探偵コナン》

侵入者7 ページ28

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私の勝手な勘違いだったら、最後まで読まなくてもこのデータを消してもらって構わない。

ただ一つだけ言わせてほしい。
私を上矢から守ってくれようとしたんだよね？
それは有能な情報屋としてもあるかもしれないけど...私にはそうは思えなかったかな。

ありがとう。
でも、ごめんなさい。

私はあなたのモノにはなれない。


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ジン｢...ﾁｯ、都合よく勘違いしやがって...｣





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ニヤリと笑って、そのファイルをメールに貼り付け、送信ボタンをクリックした。



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ジン｢精々あの冷血動物にしぶとく噛み付くんだな......A｣



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・・・

私のパソコンにデータが送られてきていた。

そのフォルダを開くと、GATEのデータがぎっしりと詰まっている。

どこで武器を調達して、どんな奴らと密会をしたか、構成員などなど。私がどれだけ調べても見つからなかったアジトの場所も。

求めていた情報以上のものだ。

『......ジン』



差出人に名前はなかったが、私のメッセージの、返信で送られてきたものだ。





アジトの場所も分かり、構成員も分かった。アジトの数は南と北に2つ。

海外にもあるらしいが、私が壊滅させてからは人の出入りは無さそうだ。

今は人数を集め中なのか、せいぜいいても数十人。7割が雑魚キャラだから、気をつけておいた方がいいのは上矢を含めて新しい幹部3人。

3人ならきっと、私とブルーとアイリッシュでいけるはずだ。



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数日後、準備を整えてアジトへと向かった。




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