馬鹿者11 ページ19
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その後、れいにぃを消火栓の元へ連れていき扉に付いているトラップを取り離してもらう。
コナ「どう?解除できそう?」
安室「問題ない。よくあるタイプだ...」
起爆装置はれいにぃに任せて大丈夫そうだな。
私はキュラソーの元に行くか...
秀一もここは任せてもいいと思ったのか工具を置き、時間を稼ぐ、とライフルを単体で抱え元の場所へと戻っていった。
それに続くように新一も少し考えた後、ノックリストを守ると言って走り出して行ってしまった。
安室「ったく...どいつもこいつも...」
『私もキュラソーを追う。れいにぃは爆弾をお願い!』
安室「A!おいっ!...ったく......」
・・・
走る、走る。
視線の先には落ちそうな志保に手を差し伸べているキュラソーの姿があった。
あの雰囲気、、記憶が戻ったのか。
それに志保を助けているということは組織を捨てたか、、、?
『君の足腰はどうなっているんだい?ついて行くのに必死なんだけど、、、』
志保「A!?」
私の声掛けに「なんでここに?!」と、驚きの顔をする志保。
いやいや、志保こそなんでここに??
その志保の手を取り安全な地面へと引き上げたキュラソーは冷静に私を見つめた。
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キュ「...あなたは?」
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ああ、
実際顔を合わせるのは初めてか。
こちとらキュラソーの写真を見すぎて、勝手に親近感湧いてたぞ、、、
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『ただの情報屋だよ。
あなたを組織に渡さないように来たけど......
大丈夫みたいだね?』
キュラソーのさっきの行動、そして今の何かを覚悟した瞳。
どういう訳かは知らないが、この人は組織から逃げようとしている。
志保に対して何もしていないし、、、
『私は今から貴方と行動させてもらうよ?キュラソー。まだ完全に信用したわけではないからね』
キュ「勝手にしなさい」
志保「待って!まだゴンドラに子供達が残ってるの!!早く助け出さないと...」
キュ「『!?』」
子供達が!?
志保は少年探偵団の子達を追ってきたのか...
その時だった。
突然銃弾の雨が降ってきた。
志保「なっ!」
キュ「早く逃げて!」
キュラソーの声に私達は必死に走り出す。
どこへ行っても襲ってくる弾丸。
このままでは何も出来ない...
この感じだと、奴らはキュラソーの奪還を諦めて殺すことにしたのか...
それに、直接的な攻撃になったということはれいにぃが解体成功したのか。
どうする?組織の狙いはキュラソーだ。
この弾丸の中では...
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よる - イッキ見しましたー!2日かかった…(読むのが遅いだけ)面白かったです!更新待ってまーす!笑 (2020年3月14日 15時) (レス) id: c5f0e73031 (このIDを非表示/違反報告)
あやね - 更新まだですか?待ってます!! (2020年2月13日 0時) (レス) id: 4ec1a4318b (このIDを非表示/違反報告)
さち - すごくおもしろいです。続きが楽しみです。よろしくお願いします。 (2020年1月21日 23時) (レス) id: bae193555e (このIDを非表示/違反報告)
あやね - 更新まだですか.....? (2020年1月12日 23時) (レス) id: 4ec1a4318b (このIDを非表示/違反報告)
氷 - めちゃくちゃ面白かったです!個人的にルパン達との絡みを増やしもらったら嬉しいな、と。これからも頑張ってください! (2019年12月22日 20時) (レス) id: 0dd927e5ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:235711 | 作成日時:2019年10月13日 21時