功労者6 ページ6
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世良「でもまあ、犯人は確実にこの列車内だ…逃しはしないさ!」
コナ「とりあえずオメーらは蘭姉ちゃん達と部屋に戻ってなよ!」
光彦「えー、ボク達も何か手伝いますよ!」
歩美「歩美もー!」
コナ「余計な事をするな!!オレが戻ってくるまで部屋に鍵掛けて誰が尋ねてきても絶対開けるんじゃねーぞ!!」
灰原「何よ急に…」
元太「怖えーぞ、お前、、」
コナ「あ、だから、、殺人犯がうろついていたら危ないだろ?」
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真澄と、新一が部屋を出ていく前に私は小声で新一に忠告する。
『新一、さっきのあの態度…志保にバレるよ??』
コナ「…そうだな。少し落ち着く」
志保は何かに気づいているようで不安そうな顔を浮かべている。その気配1人や2人だけじゃないから誤魔化せている気がしない。
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私達も移動しようと部屋を出ると新一がこちらに駆けてくるのが見えた。
あれ、行ったんじゃなかったっけ?
コナ「A!」
『…なに?』
早くしゃがめ!と急かすように訴えていた新一にはて?と思いしゃがむと新一は私に顔を寄せて私にしか聞こえないように耳元で、
コナ「怪盗キッドが変装して乗客に紛れ込んでいるから、見つけてくれ!俺も探しているから」
、、、はい?
いや、私志保の監視に忙しいんだけど。
志保がさっき不安そうな顔をしていたから、組織の人間が同じ列車にいるって気づいているだろうし。
私の監視を抜け出して、もしも一人で行動するようになったらどうするの?
まぁそれは秀一も痛いほど分かってるだろうから、彼が止めてくれるか。
今だって、志保と離れて気が気じゃないのに。
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ってか、そもそも……
『探せって言ったって私、その怪盗キッドがどんな人なのか知らないし』
コナ「俺と同じ顔したギザなヤローだ」
『え…』
コナ「じゃあな!頼んだぞ!!」
事件の解決に向かったのか、走って行ってしまった新一。
「ちょっと待って」の言葉を言わせずに光の速さで去っていった。
“俺と同じ顔したギザなヤローだ”って……
情報少なすぎか!!
そーいうのが聞きたかったんじゃないんだけど…
新一と同じ顔って、いやいや…相手は変装しているだろうし、、、
ギザなヤローって……ただの悪口じゃん。
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朔(プロフ) - 小説を書いたことのない私なので大したことない感想しか言えないのですが、構成?がしっかりしてて読みやすいなと感じました。次の更新がいつになるかわかりませんが、楽しみに待ちたいと思います。素敵な作品に会うことができ、とても嬉しいです。応援しております。 (2019年8月31日 21時) (レス) id: b04719a6f1 (このIDを非表示/違反報告)
瑠李(プロフ) - 更新待っています笑頑張ってください応援してます笑 (2019年7月5日 13時) (レス) id: c293b9e325 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 更新とても嬉しいです!すごく大好きなお話なのでこれからも応援してます♪ (2019年5月3日 12時) (レス) id: 43ab538aea (このIDを非表示/違反報告)
れい。 - めちゃめちゃ面白いです!!!更新頑張ってください!(≧∇≦) (2019年5月2日 1時) (レス) id: bbafcd59f2 (このIDを非表示/違反報告)
まいやん - 続編おめでとうございます!待ってました!!更新頑張って下さい。応援してます(^o^)/ (2019年4月28日 22時) (レス) id: 4ec1a4318b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:235711 | 作成日時:2019年4月28日 21時