野良猫２《名探偵コナン》

協力者14 ページ27

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『それより、何が起きてるの？
病院についた時、すんごい人だったけど、、、』

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なんとなく気まずい雰囲気(私の発言のせいだけど)を変えようと話題を変えた。
ここにいるはずではないFBIがいるということは、この事件に関係しているのかもしれない。


『で、なに？テロなの？？』

赤井「ああそれなんだが、、、」

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コンコンｯ

赤井捜査官が言葉を続けようとした時、ドアをノックする音が聞こえ「どうぞ」と声をかける。

「失礼しまーす、宅配でーす」


扉を開けて入ってきたのは、フルーツバスケットを持った看護婦さん。
一瞬私にお見舞いの品を渡すような人はいたか？思ったけど、「あー、こちらにお願いします」と、ベットの隣の机に置いてくれと頼む。



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その時の二人の険しい顔には気づかなかった。



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はい、と快く返事した看護婦さんが近づいた時、
耳元で振動を感じた。

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『っ！！近寄らないで』

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思ったより感情がこもっていない声。
私の冷たい声にビクリと看護婦は止まる。
二人も何事かと私に視線を向けた。

このイヤリングが振動するということは、盗聴器か発信機の類がつけられている証拠。

赤井捜査官にゆっくりと目を向ける。
さっきは私とゆっくり話がしたいと言っていたが、盗聴器か発信機を付けるということは、結局私を監視をするということ。
キッと二人を睨んだ。


『どういうこと？あなた達の差し金でしょう？』

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私はフルーツバスケットを指差し、冷たい視線で言葉を投げかけた。
看護婦はオロオロと困っている様子だが、そんなことは気にしない。

しかし、、、
二人を見ても、そう対して驚いている様子はない。
バレることは承知ということか？

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『盗聴器？発信機？分からないけど、一人の女性を監視するとか悪趣味なのね、FBIって、、』


何も言わない二人にイラッと来て軽く悪口を混ぜて言ってやったが、赤井捜査官と新一が気を止めたのはそこではなかった。

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赤井「盗聴器？発信機？？」

コナ「爆弾じゃなくて、、？」

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『、、、え？』





え、爆弾！？

私を殺す気だったの！？

訳が分からん！！
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コンコンｯ

何故かわからないが、殺されるかもしれないと身震いした時、２回目のドアをノックする音が聞こえた。
返事をする前にドアは開かれ60代？くらいの外国人の男性が入ってくる。

え、誰！？
ノックの意味は！？
ってか、2回のノックはトイレだからな！！


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