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萩「んなことより諸伏ちゃん、Aちゃんに『ヒロくん♡』って呼ばれてたの、どういうことかな?お兄さんに詳しく聞かせなさい?」

諸「わあ、やめろ、やめてってば、萩原〜」

やいのやいのと騒がしくなった方を見ると、ヒロが萩原に肩を組まれて連行されている。

松「あんだと?諸伏、お前逮捕だ。」

諸「えええ?松田までやめろよ…」

萩「抜け駆け禁止!」

諸「そんなつもりないって!」

「…お前ら二人、そんなだからAも頼れないんだろ…」

松「ああん?」

諸「…みんな何を勘違いしてるのか分からないけど、オレは単にAとナイトバロンの話が合って、Aの中で仲間意識が生まれただけだと思うよ…?」

首に回された萩原の腕にしがみ付きながら、必死でヒロが弁解する。

萩「はぁー…」

だから離せよーと言うヒロを腕の中に閉じ込めながら、空いている右手で自分の頭を抱える萩原。

萩「んなんでAちゃんが懐くわけないでしょ、諸伏ちゃんだからだわ…」

俺にも懐いてくれよぉ!と言いながらヒロを道連れに道をフラフラと歩いてゆく。
その様子を見ながら、やっぱりみんなAのことが大好きなんだなぁと思う。
それぞれに理由があって、お盆休みに一緒に過ごす相手もいなかった俺たち。そんな俺たちにこんなに楽しい思い出をくれたAはやっぱり女神なのだろうか、なんて思いながら、帰り道を進んで行った。

____

有「とーっても素敵な子たちだったわね!!」

「でしょ?いつもあの4人と、伊達くんと、6人でいることが多いの。伊達くんはこのお盆休み、彼女のところにいくって。」

有「あーらー、すてきっ!いつか伊達くんにも会いたいわ〜!」

優「諸伏くんがね、私のナイトバロンシリーズを気に入ってくれているようで…まだ3作しか出せていないから、まだまだ頑張らないとなぁ。」

有「まあ!良かったわね、優作!ほんっとうに良い子達だわ〜!」

4人が去った工藤邸で、話題に上るのはやっぱり私の同期たち。私は新一くんと彼らが仲良くなってくれて本当に大満足。4人に赤井さんのことがバレてしまったことは想定外だったけれど…、きっとまあ、大丈夫。

有「Aちゃんはお盆が終わるまでいてくれるのよね?」

「そのつもり。久しぶりに博士のところにも行きたいし。」

優「博士、きっと喜んでくれるね。」

「わぁ、早く会いたい!」

警察学校が再開するまで、あと3日。
それまで久しぶりの家族団欒を楽しもうと思う。

76→←74: side 降谷 零



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青空(プロフ) - あおいさん» ありがとうございます!!!とっても嬉しいです‼︎ (6月29日 21時) (レス) id: 5e94745166 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - 大好きです!!!!!更新頑張ってください!!!待ってます! (6月19日 7時) (レス) id: 418dda50ad (このIDを非表示/違反報告)
ホワホワ - 1日遅れですが読みました!続きが気になりすぎます!これからも応援してます! (5月29日 21時) (レス) @page41 id: 264214b0c8 (このIDを非表示/違反報告)
青空(プロフ) - ホワホワさん» いつもありがとうございます‼︎今日出したお話も楽しんでくださいね‼︎🌸ホワホワさんのコメントに助けられて3つも更新できちゃいました!🤭 (5月28日 23時) (レス) id: d616d8a279 (このIDを非表示/違反報告)
ホワホワ - めっちゃ面白いです!更新待ってます!頑張ってください! (5月25日 22時) (レス) @page38 id: fb5e568a3b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:青空 | 作成日時:2022年5月3日 9時

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