チョコレートは全ての人へ きぃか ページ16
今日は恋の嵐が吹き荒れる日。街中がチョコレートの香りでつつまれる。
バイオレッタもチョコレートをせっせとつくっていた。
「うーん、なんかインパクトがほしいなぁ」
自分でつくったチョコタルトを睨みながらバイオレッタはつぶやいた。
キッチンをさんざん汚したくせして、いいものはできなかった。タオルで鼻の頭についたチョコレートをぬぐう。
「飾りでも買おうかしら？」
バイオレッタは当日行動派なので、何も準備していなかった。生地も朝早くに買ってきたのだ。
「当日だから売り切れてるかなー？」
むっと頬をふくらませ、天井を見つめる。
「なんかいいアイデアないかなぁ」
そして...........
「そうだっ！」
ぱちんと手を打ち、バイオレッタはマントをはおる。ふふーんと笑いながらポシェットを肩にかける。そして店をでて、こそこそと出かけていった。
カランカラン
店のベルがなり、お客さんが一斉に��Baioretta・Le・Divin�瓩貌�店する。
「いらっしゃいませ！」
バイオレッタがペコリとお辞儀をしながら、注文の品を取りに来た人や、注文しに来た人、ふらふらと入ってきた人に声をかけていた。
「ただいまチョコレートタルトを配っております！ぜひ食べてみてください！」
なんだろうとお客さん達はレジに集まる。そこにはラッピングされたチョコレートタルトがかごに入っている。
「今日なにかご注文された方にお配りしています！」
おいしそう！、これを機に注文してみようよ！という人がたくさんいた。バイオレッタが笑顔でこう付け加えた。
「お味の保証はできませんよ〜？」
たちまちお客さんがどっとわいた。
バイオレッタの店から出てくる人々は、皆笑顔で、小さなチョコレートタルトを手にして出てきた。
そのタルトにはチョコレートでできたイスやテーブルなどが飾られていた。
次の日から、バイオレッタのお店には来年のバレンタインデーの参考にしたいという女の子がつめかけ、美味しさの秘密を問い詰めたとか。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぼっち蜜柑@鬼滅とHQヤバイ！(プロフ) - すみません。この企画から外れることにしました。僕のキャラクターはご自由にお使いください。ありがとうございました。 (2017年5月27日 19時) (
レス) id: 3d3a06b6c6 (このIDを非表示/違反報告)
優音（ゆうね） - スミマセン。リアルで色々あるので、もう少しの間更新できません。 (2017年3月4日 15時) (レス) id: 3d171b0afa (このIDを非表示/違反報告)
きぃか(プロフ) - すみません、諸事情で更新をやめることになりました。なので企画からはずれさしていただきます。今までありがとうございました。 (2017年2月26日 22時) (レス) id: 4c02ecbe8b (このIDを非表示/違反報告)
よもぎまんじゅう(プロフ) - 更新しました (2017年2月25日 19時) (レス) id: c9da1e5651 (このIDを非表示/違反報告)
よもぎまんじゅう(プロフ) - 更新します。 (2017年2月25日 18時) (レス) id: c9da1e5651 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アナックパントグ参加者様 x他9人 | 作者ホームページ：http:/
作成日時：2017年1月25日 22時
