上司と部下と同期と 【２】

エピローグ ページ28

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｢それでは、誓のキスを。｣



その言葉と共に、2人は唇を重ねる。



｢わー…！｣


パチパチパチと、柔らかい拍手がなり始める。









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｢うぅー。ついに、結婚しちゃったかー！！

山田ー。俺のAをちゃんと幸せにしろよなっ！！｣



なーんて、侘しい冗談言っちゃってる有岡センパイも、今ではなんだか微笑ましい。



｢分かってますって！ていうか、いつ有岡先輩のAになったんですか！！｣






こんなやりとりも、素直に笑えるようになった。



あ、僕の番かな。



｢えっとー、ご結婚おめでとうございます。｣



｢んだよ！棒読みかっ！！笑｣



｢そんなことないですよ。｣



｢ふふ、知念くん。そんなことより自分たちはどうなのよ？｣



わ、話逸らしてくる。ヤな先輩。


｢何のことですか？｣



｢もー、なんで侑李はそうなの？ひどいじゃんか！！｣



｢うるさいなー。綾は黙ってりゃいーの。その方が可愛いよ。｣



｢うっわー！さいってー！！彼女にそんなこと言う彼氏いないから！！｣



｢今日も、賑やかね笑｣



｢だな。見てて和むよ笑｣



｢よっ！！！夫婦漫才っ！！！｣



｢｢夫婦漫才じゃない！｣｣



｢揃っちゃってー笑｣





あー、これからもこんな先輩達と一緒なのか




これ以上にない楽しい先輩たちだけどね









―Fin―

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