history23 U side ページ24
・
『悠波が動き始めた。』
学校の授業前に確認したケータイに、
タイミング良く滑り込んできた弦羽のメール。
件名はなく、ただ、1文が記されていた。
『了解』
『今日の放課後、体育館裏に。』
『授業が終わり次第、そちらへ向かう。』
『よろ!』
弦羽のメールに簡単に返す。
同じクラスの黒木、小塚にはアイコンタクト。
全員すぐに察したから、
きっと、あのメールは一斉送信されたんだろう。
流石、俺のかの…いや、何もねー…。
その日の授業は、あまり頭に入らなかった。
「行くか。」
「ああ。」
「谷山さんを助けよう。」
「お前…まだ谷山さん呼びなのか?」
放課後、そそくさと学校を出た俺たちは、
弥恵之中へ向かっていた。
そしてその途中、
この俺の一言に、小塚が固まることとなる。
「え?」
「いや、お前ら、付き合ってんだろ。」
「何で知ってるの?言ったっけ。」
「いや、分かりやす過ぎ。」
「やっぱり、そうだよな。」
小塚が、フワリと照れたようにはにかんだ。
「うん。
…彼女を危険な目には逢わせたくない。」
そう言い切った小塚の横顔は、
いつもの小塚では考えられないほど、
頼もしくて、強いものだった…。
・
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
24人がお気に入り
「探偵チームKZ事件ノート」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
エイミー(プロフ) - 夢美さん» ありがとうございます!頑張ります!!コメント、ありがとうございました! (2016年5月10日 22時) (レス) id: 18c0d67c28 (このIDを非表示/違反報告)
夢美 - スゴいキュンキュンします!これからも更新頑張って下さい! (2016年5月10日 17時) (レス) id: c4b82c2ea3 (このIDを非表示/違反報告)
エイミー(プロフ) - あおいさん» そう来ましたか!でも、何とかします!!天然…が、上手く出来るかは分かりませんが…。 (2016年5月8日 23時) (レス) id: 18c0d67c28 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - エイミーさん» 関係無いけど天然アーヤか、砂彩が見たいです。(うん…作品と全く関係ないね。) (2016年5月8日 22時) (レス) id: 238742477c (このIDを非表示/違反報告)
エイミー(プロフ) - あおいさん» すみません!私の気まぐれで出します、アーヤ。何かリクエストがあれば、出来る限り答えさせて頂きます! (2016年5月8日 22時) (レス) id: 18c0d67c28 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:エイミー | 作成日時:2016年5月4日 10時