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「…」
只今、秀明に到着しました。
が、前に上杉と 背の高い誰かがいて、
教室にたどり着くことができません。
本来ならちょいと暴れれば済むんだけど、
何と言っても、今日の今日 会ったやつ。
そして、友達の好きな人。
私は自分の良心の全てをさらけ出して、
ゆーっくりと2人の後を歩いています。
いつも早めに来るから、
遅れることはないと思うけど。
「2人、邪魔だよ？」
そんな状態の私の元に 突如現れたその人。
上杉と同じ位の背丈、でも少し横に広い男。
それが、何の因果か、私の隣に。
「あ、悪ぃ。」
その優しげな声に、2人が同時に振り向いた。
「お。」
「君、今日。」
上杉と もう1人が、またもや同時に
私に話しかけた。
「はい。弦羽瑠梨の友達の谷山悠波です。
でも、邪魔なんで退いて貰っていいですか。」
なるべく丁寧に言うと、
2人は私を助けてくれた男子に視線を送った。
「おい小塚、お前の知り合いか？」
「上杉、言い方。」
小塚。
小塚と言えば、三谷Cの「シャリの小塚」？
「いや。困ってたから…」
何となく、弱い…っていうか、優しそう。
「そか。」
上杉が少し笑みを浮かべる。
「お前、三谷Cだよな。総合5位の。」
「ん。」
「上杉和典。こいつが黒木貴和。」
「よろしくね、谷山さん。」
あ、こいつ、私が1番苦手なタイプ。
「分かりましたよろしくお願いします。
では授業あるんで、退いて貰ってもいいですか。」
「そうだよ。僕らKZのメンバーじゃないから。」
上杉と黒木…とかいう奴は顔を見合わせた。
「引き留めてごめん。じゃあね。」
黒木がヒラヒラと手を振る。
自転車集団KZは、授業がないのか。
「また明日。」
小塚は微笑むと、私に目を向けた。
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- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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エイミー(プロフ) - 夢美さん» ありがとうございます！頑張ります！！コメント、ありがとうございました！ (2016年5月10日 22時) (
レス) id: 18c0d67c28 (このIDを非表示/違反報告)
夢美 - スゴいキュンキュンします！これからも更新頑張って下さい！ (2016年5月10日 17時) (レス) id: c4b82c2ea3 (このIDを非表示/違反報告)
エイミー(プロフ) - あおいさん» そう来ましたか！でも、何とかします！！天然…が、上手く出来るかは分かりませんが…。 (2016年5月8日 23時) (レス) id: 18c0d67c28 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - エイミーさん» 関係無いけど天然アーヤか、砂彩が見たいです。(うん…作品と全く関係ないね。) (2016年5月8日 22時) (レス) id: 238742477c (このIDを非表示/違反報告)
エイミー(プロフ) - あおいさん» すみません！私の気まぐれで出します、アーヤ。何かリクエストがあれば、出来る限り答えさせて頂きます！ (2016年5月8日 22時) (レス) id: 18c0d67c28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エイミー | 作成日時：2016年5月4日 10時
