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「うわ…。」


「君が谷山悠波?」


「…そうだけど。」



小塚が来た10分後、

派手に私の病室へ入ってきたのは、
私でも知っている、あの若武和臣だった。


その後ろには、黒木、上杉、瑠梨、

あと女子と、男子が1人ずつ。



「…。」


「紹介する。


こちらから黒木貴和、上杉和典、
立花彩、美門翼、だ。

俺は、KZの所長兼
エースストライカーの若武和臣。


よろしくな。」



黒木、今までごめん。


私、こいつの方が苦手だわ。



「えっと…引かないでよ、悠波。」



瑠梨が、事情を説明してくれた。

どうやら、私に起こった事件を調査するらしい。



調査でもなんでも、勝手にやってくれれば
いいんだけど…



今回ばかりは、ダメ。



「…断る。」


「は?」


「あんたたちにお願いはしない。

私は、私の力で奴らを止める。」


「っ…出来んのかよ、そんなこと!」









「出来ねーんなら、んなこと言わねーよ。」









若武の顔が、青白くなる。




「あんたたちを…
危険な目に逢わせるつもりは更々ない。


帰れ。」



ヒラヒラと手を振ると、
黒木が、皆を促した。



「今日のところは、帰らせてもらうよ。


でも、よく考えて。

君が事件にあった以上、これは善ではない。
悪だよ。」


「分かってるから。…帰って。」



病室を、全員が出ていく。



私は、ふと、外を見た。



そして、目を閉じる。



「っ、何で…」





本当は。





君たちに助けて貰いたかったの。








だけど。





あいつらとは、関わらせたくないの。








ねぇ、分かって?



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エイミー(プロフ) - 夢美さん» ありがとうございます!頑張ります!!コメント、ありがとうございました! (2016年5月10日 22時) (レス) id: 18c0d67c28 (このIDを非表示/違反報告)
夢美 - スゴいキュンキュンします!これからも更新頑張って下さい! (2016年5月10日 17時) (レス) id: c4b82c2ea3 (このIDを非表示/違反報告)
エイミー(プロフ) - あおいさん» そう来ましたか!でも、何とかします!!天然…が、上手く出来るかは分かりませんが…。 (2016年5月8日 23時) (レス) id: 18c0d67c28 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - エイミーさん» 関係無いけど天然アーヤか、砂彩が見たいです。(うん…作品と全く関係ないね。) (2016年5月8日 22時) (レス) id: 238742477c (このIDを非表示/違反報告)
エイミー(プロフ) - あおいさん» すみません!私の気まぐれで出します、アーヤ。何かリクエストがあれば、出来る限り答えさせて頂きます! (2016年5月8日 22時) (レス) id: 18c0d67c28 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:エイミー | 作成日時:2016年5月4日 10時

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