12話 ページ13
貴「お、遅くなりました…っ!!」
急いで部室に入ると、すでにウォーミングアップは済んだようで…今は合わせて練習をしているみたい
新しい曲を踊るんだって朴くんが言ってた
ってそれよりもマネージャーとしてお仕事しなくちゃっ
わたしに任されたお仕事は、
・ドリンクを作る
・みんなの体調管理
・先生のお手伝い
などなど…
これが意外と楽しいのです!
九「あ、Aちゃん。そういえばなんだけどね、ここの振り…」
一旦曲が止まって休憩中
ケント先生が隣にきた、…近いっ!
先生とわたしとの距離は本当に近くて、わたしの身長に合わせて先生が屈んだおかげで、顔をあわせればキスできちゃいそうなくらい
ケント先生は無意識なようで、なんて罪深い先生なんだっ
先生なのにいろんな生徒にモテちゃう理由がわかる
緊張とドッキンドキンで先生が言ってた詳しいことは聞き取れなかったけど、要するにサビの振付が難しいところなようで、よーくチェックしてみていてほしいそう。
貴「ひゃ、い…っ、わかりました…」
ケント先生はなにごともなかったかのように休憩に戻っていった…けど…
わたしには全然休憩にならないよお〜!
榊「ふあ〜…疲れちゃったよぉ」
朴「ぼくもですよぉ、動けないー!!」
貴「あ、あのっ、みなさんっ
よければ、お団子食べませんかっ?」
疲れた体には、甘いものが一番!
なんたって小町屋のみたらしだんごは、とびきり甘くて、それでいてしつこくない
品の良い特製のみたらしがたっぷり
この辺じゃ、小町屋のだんごは日本1なーんて呼ばれるくらい美味しいのである!!
あと、アキラにはいちご大福を用意しましたっ
喜んでくれるといいなぁ!この前食べさせてくれって言ってたもの!
榊「わぁ〜!みたらしだんご!
おいしそぉ!いっただっきまぁ〜す!」
癒し系部員、たつき先輩
可愛すぎて自分が女子であることが申し訳なくなるくらい
貴「ど、どうでしょうか…??」
泉「ん…。これ美味しいです」
神「俺にはいちご大福?あ、この間の覚えてくれたんだサンキュ!
これなら俺にも食えるわ、うんまい」
貴「えっへへ…よかったぁ」
皆からの感想はどれも照れちゃうくらいうれしいものばかり
団子屋の娘でよかったーと思える瞬間
神「A、本当にありがとなー!」
わしゃわしゃわしゃー!わたしは犬っころか!っていうくらい頭を撫でられた
ワンちゃんじゃないもんー!!
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あ - うわんつづきみたい。。。 (2月12日 3時) (レス) @page14 id: 7b5adfd757 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:星雲わわ | 作成日時:2018年2月21日 9時