7話 ページ8
ショートホームルームが終わってすぐのこと
いつの間にか泉さんはいなくなっていて、代わりにたくさんのクラスメイトに囲まれていた。
『小町さんってあの小町屋の子でしょ!?あそこの団子美味しいよねー!』
『ちっちゃくて可愛い!!お人形さんみたい!』
『サッカー部のマネージャーになってくんね!?』
『それずりぃーぞ!なぁ、バスケ部はどう!?』
次々とくる質問に少しずつ返しながら、自己紹介とかもして…なんとなく少し皆と仲良くなれた気がする
そういえばマネージャーとか…部活、入らなきゃだよねっ
どうしよう〜…わたし何やっても不器用だからうまくできないのに
サッカー部とか、バスケ部のマネージャーは楽しそうだけど、ルールとかなんにも知らないわたしが入っても邪魔だろうし…
とりあえずいろいろ見学してみようかな…あ
九「お、部活の話?」
貴「あ…っ、ケント先生!
はい、どれに入ろうか悩んでて…あとで見学してみようかなって」
九「…ん?あれ?聞いてなかったっけ?
Aはダンス部のマネージャーだよ?」
衝撃!!
ダンス部!?ダンスですと!?運動音痴なのに!
いつの間に決まっちゃってたのー!?
『えー!!小町ちゃんずるーい!』
『まじかよぉ、ダンス部じゃ交渉の勝ち目ねえって…』
皆の反応からするに、どうやらダンス部は人気があって、メンバーさんたちも個性的で人気者みたい
女の子たちは、良かったねーとか羨ましいって…
そんなに!?
九「だーかーらっ!A、さっそくだけど今日の放課後、部室においで?」
うそ、でしょ…
わたしだっていろんな部活見てみたかったのに…
九「おーい、聞いてるー?」
貴「はっ、はいっ!」
九「よし、いい返事!
じゃあ放課後待ってるからね。授業頑張れよ!みんなもなー」
ええ〜…仕方ない、、放課後、行ってみようっと
21人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あ - うわんつづきみたい。。。 (2月12日 3時) (レス) @page14 id: 7b5adfd757 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:星雲わわ | 作成日時:2018年2月21日 9時