もう白状します…ただの一般人ではありません（コ「もとから知ってたけど？」透「僕も前々から気付いていましたよ？」貴「（なにも言えねぇ…）」

episode123 ページ5

コ「もしかしたらテロかもしれない」

阿「じゃが、サミットは来週じゃろ？事故かもしれんぞ」

阿笠博士を連れてリビングに戻ってきたコナンくんがソファの前に立ってテレビを見た

『警視庁の発表では、現時点で死傷した警察官の数及び

　事故か事件かについては、調査中ということで明らかになっていません』

阿「警察官が死傷？！……心配じゃなぁ…」

阿笠博士が悲痛な様子で見ていると「あれ？」と光彦くんの声がする

光「博士〜！画面が消えちゃいましたよ!」

阿「おぉ、今行くぞい」

コ「そっか……言われてみれば、サミット前にテロを起こしたら、本番の警備が厳しくなるだけだ」

するとコナンくんも哀ちゃんの様子がおかしいことに気付いたようだ

コ「どうした？」

哀「……爆発直後の……防犯カメラの映像……」

貴「何か映ってた？」

哀「一瞬だったし、見間違いかもしれないけど……」

歯切れの悪い哀ちゃんに、私たちは顔をしかめる。

哀「あの人が……『ポアロ』で働いてる……確か名前は、安室透だったかしら……」

貴「え……っ！？」

コナン「安室さんが……！？」

どうやら私は彼への思いが諦めきれていないようだ

私は胸の痛みをぎゅっと手で押さえる

コ「…………」

そんなAの様子をコナンはじっと見つめていた

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