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Aside

気を失ってたみたい...。
気がつくと暗い部屋の中....。

「んん...。」
口には布があてがわれてて、話せない。

「目が覚めたみてぇだな。」
男は馴れ馴れしく、汚らしい指で私の首元を指で撫でる。


「お前の体が吹っ飛んで、バーボンの驚くツラが見てぇな。」
男の下卑た笑い声が階段に響く。

「お前がバーボンの気に入っている女っていうのは調べ済みだ。まぁ若しくは利用されてるだけだろうが。」



私の体には爆弾が巻きつけられていた。
もう既に時限装置は動き始めてる...。

「あの王子様の泣き叫ぶ顔が浮かぶぜ。万能を謳われるアイツもこいつは解除できねぇはず。」

まぁ、組織に忠誠を誓うような存在じゃぁねえだろうがな...。




組織....。?



こんな人が何人も居るってことなの?
爆弾を人の体に仕掛るなんて、なんて残酷な奴ら....。



トゥルル....。トゥルル....。


男の携帯に着信が入る。
「ちっ...呼び出しだ...。お前、下手なマネしやがったら命はねぇぞ。」

ここはまだ建設中エリアらしく、ここには私一人だけ。手足の自由もないし、助けも呼べない。


どうしよう....。

ぐすっ....。
一人ぼっちでどうしようも出来なくて、またグズグズと泣いてしまう。

「白か...。」


「きゃっ!?」


ドレスの丈が短いことを忘れてた..。

「探しましたよ。Aさん」
声だけが聞こえて、姿が見えない。

「どこにいるの!?」

「上ですよ。上。」
縛られた体を動かして、頭上を見上げると


「なんで、ここに。あなたは....?」





「なんて事ない。 私はただの泥棒ですから。」




気取った顔で、階段の手すりに座っているのは、あの有名な大怪盗だった。

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  • 恋愛運: ★★★☆☆
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設定タグ:安室透 , 降谷零 , バーボン   
作品ジャンル:アニメ
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せいろん(プロフ) - 、さん» すみません見落としていました…ご指摘ありがとうございます。 (2018年3月28日 9時) (レス) id: 43d648a33d (このIDを非表示/違反報告)
- アニメの二次創作ならオリジナルフラグ外して下さいね (2018年3月28日 9時) (レス) id: 76c7de6101 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Ceylon | 作成日時:2018年3月28日 8時

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