きっとベストパートナー【名探偵コナン】 (ページ3)

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数日前、アメリカニューヨーク近郊で起こった爆発事件、
写真の痕跡から推測するに原因は恐らく手榴弾。
でもなぜ銃社会のアメリカでわざわざ手に入りにくい手榴弾を…

んで、そもそもなんでこんな記事が父さんから送られてきてんだ…？

「コナン君？ご飯冷めちゃうよ？」

「ごめん蘭姉ちゃん！今行くね」

仕方ない。後で電話して聞くか。
どうせまだアメリカにいるんだろうし。

しかしメールや電話で連絡を取ろうと何度も試みたが、その日は何も繋げることができなかった。

何なんだ…一体…

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

「ーええ、それで今部屋で寝込んでるんだけど」

『なるほど、では、近々こちらに戻ってくるということですね』

「そうなの、私達も日本が恋しくなっちゃったし、そろそろ優作の執筆も落ち着いてきたみたいだから…ごめんなさいね、じゃあ、数日後に」

ﾋﾟｯ

「昴さん、大丈夫だって」

「詳しいことは話していないさ、君にとってもその方が身のためだろう」

「…そうですね、そうしていただいた方がありがたいです。私も事実上では故人なので…」

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

『どうやらこの爆発事件、組織が関係してるらしいの』

「…なるほどな。近々その被害者を保護した工藤夫妻がここに帰ってくる。こちらもFBIとして調査を進める、いいな」

『了解。なにか分かったことがあったら、すぐに連絡してちょうだい。』

ﾋﾟｯ

組織と関わりのある人間なら、より一層気をつけなければならない。しかし何故だ、酷く嫌なことが起きる予感がする…。