Story 20 ページ22
エディP―――杯戸公園にて。
その頃、キールは心の中で葛藤していた。
(…組織の言う通りに動けば土門さんは殺されてしまう。けれど動かなければ私が…どうすれば)
« おい、キール…どうした？キール？»
ジンから入った通信。深呼吸してから意を決してキール―――水無怜奈は土門に声をかけた。
一方その頃ベルモットはポルシェの車内にて驚きを隠せないでいた。
(あの子…それにFBI…何故ここに…。まずいわ、ローズに
チラリと横目でローズを見るが彼女は気づいていない様子。ひとまずホッと胸をなでおろす。
「…あちらでお話を聞きたいのですが」
キールの誘導に素直に応じた土門。それを見たキャンティはニヤリと笑う。
「いいねぇ、キール…。コルン！アンタは背中！アタイは頭を狙うよ！」
「俺…頭撃ちたい…」
「いいよ！好きにしな！」
組織の動きを盗聴器で聞いていた
「ねえ、ジョディ先生…拳銃持ってる？」
FBIのジョディ・スターリングにそう尋ねたのは小学生くらいの少年。その好奇心と正義感の強そうな瞳には大きすぎるメガネをかけている。そう―――言わずもがな、ジンにAPTX4869を飲まされた工藤新一が小さくなった姿である江戸川コナンだ。
「持ってるけど…」
コナンの質問にジョディは不思議な顔でそう答える。
「今からボクが言うものを撃ってくれない？」
屋上から狙うキャンティが引き金にかけていた指を下ろす。イラついた声でジンに通信を飛ばす。
« ちょっとちょっと！何だい！あの傘！邪魔でDJが見えないよ！»
キャンティの言葉にローズは首を傾げる。
『変ね、雨なんか降っていないのに』
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祥子(プロフ) - クローバーさん» クローバーさん！最高の褒め言葉です！嬉しいです(*^^*)更新頑張ります！ (2017年9月30日 9時) (
レス) id: 509da0a297 (このIDを非表示/違反報告)
クローバー - おもしろいです。早く続きが読みたい (2017年9月29日 23時) (レス) id: d0ebff26be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：祥子 | 作成日時：2017年9月8日 22時
