きみのとなり (ページ42)

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42話ページ42

斎藤「よし、じゃあ勉強しよっか。」

『よろしくお願いします！』

男の家初めてきた…
あ、秀太のはカウントなしだから！！

斎藤「どこが苦手なの？」

『恥ずかしながら…全部です。』

今回の範囲はホントに無理…

斎藤「マジか笑意外だなー」

『わ、笑わないでよ…』

やっぱバカだと思われたよね…

斎藤「ゴメンゴメン。
あ、ちょっと待ってて。お湯沸いたから入れてくるね。」

『あ、うん…』

綺麗に片付いてるな。
男の一人暮らしってもっと散らかってると思ってた…

『ん？一人暮らし？』

斎藤「どうしたのー？」

『あ、ううん。なんでもないよ！』

よく考えたらやばくない？
一人暮らしの男の人の家に上がって二人きりで勉強とか…

斎藤「A？おーい」

『わっ！！な、なに…』

斎藤「なんでフリーズしてんの？笑笑」

や、やばい、いきなり意識したら斎藤くんの顔見れない…

『な、なんでもないです…』

斎藤「？しんどいの？」

『え？ううん…』

斎藤「顔真っ赤だけど…」

『ひゃっ…』

お、おでこ…顔近いよ…

斎藤「んー熱はないっぽいけど…」

『だ、大丈夫だからぁ…』

やばい、心臓が飛び出そう…
前、私からしたときはなんともなかったのになんで今回はこんなに心臓がうるさいの…

斎藤「そう？じゃあ勉強する？」

『お、お願いします…』

これ、最後まで持つかなぁ…