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『_________あのねぇ、三日月、鶴丸?もう少しだけ、気長になろうか?』



鶴丸「こんな所に、いつまでも留まっていては、退屈だろう?」



三日月「まぁ、其ればかりは俺も同意だな。」



『へぇ………。まぁ、私も帰って、謙信景光の鍛刀を頑張ろうかな。』



その一言を言った瞬間、二人の表情がピクリと動き、次第に口角が下がり、目にドロリとした汚泥が映った。



『、何かあった?』



鶴丸「_________俺で良いだろう?、俺しか要らないだろう?」



『………ぇ?』



三日月「主………。どうしてなのだ?、初めて出会った時は、『心待ちにしておりましたよ、』と言ってくれたではないか。」



『ま、待って!___何の事、話してるの?私は、ただ鍛刀をしようとしただけでっ…』



三日月「今更言い訳か?、笑えない事は辞めておいた方が良い。」



鶴丸「そうだな。、主、もし鍛刀が成功したら…どうするつもりだ?」



『そりゃあ、育てるよ?』



鶴丸「………はっ、矢張り駄目だな。_________もう一度、俺から言おう。…辞めておけ。」



『、理由は?』



鶴丸「理由なんて無くても、話は成立するだろう?理由なんて求めて居ても、退屈なだけだぜ。」



三日月「それとも_______監視でもされたいか?」



『………何で、そんな事を言うの?、私は審神者だよ?当然の仕事をしてるだけなのに、何で?』



三日月「当然?………当然なんて、人の価値観に過ぎない。俺からすれば、鍛刀なんて_________もう必要ない事だ。」



鶴丸「まっ、約束してくれよな、主。」



『嫌だ。』



『これからも、沢山の刀に会』



鶴丸「そうか、残念だ。_________君も、違うんだな。」



『ズシャッ』



鶴丸「さよなら、なんて滑稽だな。そう思わないか?三日月。」



三日月「そうだな。まぁ、言うことさえ聞いていれば良かったものの、そう言う決断をした主が悪いだろう。」



鶴丸「そうだな。_________次の審神者には期待しておくか。」



三日月「そうだな。はっはっはっ…、」



_________二人の通った後の道には、一つの球体と、人体だけが無残に転がって居た。

初めまして。→←誉【桜龍様リクエスト】



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切江(緊急アカ) - 桜龍さん» 是非是非!御願いします! (2019年3月15日 21時) (レス) id: b2509786e3 (このIDを非表示/違反報告)
桜龍(プロフ) - 切江さん» 今読みました!!バッドエンド…これもなかなか良いですね!面白かったです!また何か思い付いたらリクエストしても良いですか? (2019年3月13日 0時) (レス) id: 5df0891f93 (このIDを非表示/違反報告)
切江 - 桜龍さん» 分かりました!リクエスト、毎度ありがとうございます! (2019年2月19日 16時) (レス) id: 6a5bee219d (このIDを非表示/違反報告)
桜龍(プロフ) - 切江さん» ありがとうございます!それじゃあお言葉に甘えて…三日月さんと鶴さんに同時に愛されるのをお願いします!シチュは…演練に行って他の三日月さんや鶴さんを褒めたら…とかでお願いします!変えていただいても構いません!! (2019年2月18日 16時) (レス) id: 5df0891f93 (このIDを非表示/違反報告)
切江 - 桜龍さん» いえいえ、どんどんリクエストして下さい! (2019年2月18日 15時) (レス) id: 6a5bee219d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:切江 | 作成日時:2019年1月22日 16時

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