検索窓
今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:19,285 hit

初めまして。 ページ15

嗚呼、あの時からだ。



『初めまして、新しく審神者に任命された者です。これから、宜しく御願いします。』



君の儚げな表情。



汚れなど知らない様な澄んだ瞳。



触れば壊れてしまう陶器の様な肌。



君の全てに心を傾けた。



最初は性格や癖、表情を探っていた。けれど、段々と欲が肥大し、やがて__________________。





鶴丸「主、見てくれ!猫を見つけたんだ!」



『ね、猫ですか………。南泉君の前では気を付けて下さいね。』



鶴丸「………。」



ほら、また君は他の奴の名前を出して、心配している様な顔をしたまま俯くじゃあないか。



鶴丸「まっ、其れは心得ているさ。、そうだよな?_______________A?」



『………え?』



鶴丸「何を驚いている?君の真名くらい知っていて俺なら当然だろう?」



『______________鶴丸国永、何をするつもりですか?』



鶴丸「っはは。、そんなの隠す以外にあると思うかい?それか、一生解けない約束をするのも乙なものだな。」



『____________隠して、何をするつもりでいるのですか?』



鶴丸「…君の想像に任せよう。」



その瞬間、主の心が読めたような気がした。



“これは不味い。今すぐ、誰かを大声で呼ぼう”… と。



俺は不愉快な気持ちと独占欲だけに身を任せ、咄嗟に主の口を片手で覆うと、刀に手を掛けた。



鶴丸「主、今更呼んでも無駄だぜ。なにしろ、俺は主を隠す準備が、等の昔に出来ているからな。」



その言葉を突き付けた瞬間、主の口が『やめて』と動いた。
……そんな願い、叶わないのにな。

ニ→←2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (20 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
29人がお気に入り
設定タグ:刀剣乱舞 , ヤンデレ , 短編集
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

切江(緊急アカ) - 桜龍さん» 是非是非!御願いします! (2019年3月15日 21時) (レス) id: b2509786e3 (このIDを非表示/違反報告)
桜龍(プロフ) - 切江さん» 今読みました!!バッドエンド…これもなかなか良いですね!面白かったです!また何か思い付いたらリクエストしても良いですか? (2019年3月13日 0時) (レス) id: 5df0891f93 (このIDを非表示/違反報告)
切江 - 桜龍さん» 分かりました!リクエスト、毎度ありがとうございます! (2019年2月19日 16時) (レス) id: 6a5bee219d (このIDを非表示/違反報告)
桜龍(プロフ) - 切江さん» ありがとうございます!それじゃあお言葉に甘えて…三日月さんと鶴さんに同時に愛されるのをお願いします!シチュは…演練に行って他の三日月さんや鶴さんを褒めたら…とかでお願いします!変えていただいても構いません!! (2019年2月18日 16時) (レス) id: 5df0891f93 (このIDを非表示/違反報告)
切江 - 桜龍さん» いえいえ、どんどんリクエストして下さい! (2019年2月18日 15時) (レス) id: 6a5bee219d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:切江 | 作成日時:2019年1月22日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。