初めまして。 ページ15
嗚呼、あの時からだ。
『初めまして、新しく審神者に任命された者です。これから、宜しく御願いします。』
君の儚げな表情。
汚れなど知らない様な澄んだ瞳。
触れば壊れてしまう陶器の様な肌。
君の全てに心を傾けた。
最初は性格や癖、表情を探っていた。けれど、段々と欲が肥大し、やがて__________________。
鶴丸「主、見てくれ!猫を見つけたんだ!」
『ね、猫ですか………。南泉君の前では気を付けて下さいね。』
鶴丸「………。」
ほら、また君は他の奴の名前を出して、心配している様な顔をしたまま俯くじゃあないか。
鶴丸「まっ、其れは心得ているさ。、そうだよな?_______________A?」
『………え?』
鶴丸「何を驚いている?君の真名くらい知っていて俺なら当然だろう?」
『______________鶴丸国永、何をするつもりですか?』
鶴丸「っはは。、そんなの隠す以外にあると思うかい?それか、一生解けない約束をするのも乙なものだな。」
『____________隠して、何をするつもりでいるのですか?』
鶴丸「…君の想像に任せよう。」
その瞬間、主の心が読めたような気がした。
“これは不味い。今すぐ、誰かを大声で呼ぼう”… と。
俺は不愉快な気持ちと独占欲だけに身を任せ、咄嗟に主の口を片手で覆うと、刀に手を掛けた。
鶴丸「主、今更呼んでも無駄だぜ。なにしろ、俺は主を隠す準備が、等の昔に出来ているからな。」
その言葉を突き付けた瞬間、主の口が『やめて』と動いた。
……そんな願い、叶わないのにな。
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切江(緊急アカ) - 桜龍さん» 是非是非!御願いします! (2019年3月15日 21時) (レス) id: b2509786e3 (このIDを非表示/違反報告)
桜龍(プロフ) - 切江さん» 今読みました!!バッドエンド…これもなかなか良いですね!面白かったです!また何か思い付いたらリクエストしても良いですか? (2019年3月13日 0時) (レス) id: 5df0891f93 (このIDを非表示/違反報告)
切江 - 桜龍さん» 分かりました!リクエスト、毎度ありがとうございます! (2019年2月19日 16時) (レス) id: 6a5bee219d (このIDを非表示/違反報告)
桜龍(プロフ) - 切江さん» ありがとうございます!それじゃあお言葉に甘えて…三日月さんと鶴さんに同時に愛されるのをお願いします!シチュは…演練に行って他の三日月さんや鶴さんを褒めたら…とかでお願いします!変えていただいても構いません!! (2019年2月18日 16時) (レス) id: 5df0891f93 (このIDを非表示/違反報告)
切江 - 桜龍さん» いえいえ、どんどんリクエストして下さい! (2019年2月18日 15時) (レス) id: 6a5bee219d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:切江 | 作成日時:2019年1月22日 16時