【御幸&倉持&亮介と足ツボ(1)】★下ネタ有(^^; ページ35
※倉持視点
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「あー、お客さん、こってますねー。」
「…なんかその言い方おっさんみたいっすよ…」
「えー?そう?でもほんと全体的に張ってる感じするよ?」
「まぁ確かにいつもより痛いような…」
ある日の部活終了後。
いつもより体がダルかった俺は、久々にAさんに足ツボでも押してもらおうと思ってマネージャー室を訪ねた。
部屋の中では御幸がスコアを見てたけど、まだ残ってたAさんはアレは放っとけばいいから、と二つ返事で俺のマッサージを引き受けてくれて、今こうしてやってもらってんだけど…。
体がダルいと思ったのは気のせいじゃなかったのか、いつもよりマッサージが効いてる感じがする。
「…単にAさんの力がいつもより強いからだったりしてー。」
「御幸うるさい!いつもと同じだから!」
「いっ…!」
ゴリッ、とAさんが持ってる指圧棒がある箇所を刺激して、思わず声が漏れた。
「…あー…そこヤバいっす…腰っすかね?」
「ん?ここ?」 グリグリ
「だっ!…から…ヤバいって…!」
「そっか、ここかぁ。」 グリグリ
「ちょ…!Aさ…!」
ヤバいっつってんのに…!
グリグリする手を止めないAさんは何だか楽しそうで、おいおい…と思ってたら俺より早く御幸が口を開いた。
「ドS痴女降臨。」
「御幸うるさい!痴女じゃないから!」
Aさんはその御幸に一言文句をつけてから、俺に向き直って言った。
「倉持、ここは頭だよ。」
「はっはっはっ!頭ワリィってよ、倉持!さすが元ヤンだな!」
「なんでそこで元ヤンが出てくんだよ!頭の中身がワリィってことじゃねぇよ腹黒メガネ!」
嬉しそうに食いついてくる御幸に思いっきり言い返していると、このタイミングでコンコンとドアがノックされた。
「はーい、どうぞー?」
「お邪魔ー。」
Aさんが声をかけると、ガチャッとドアを開けて入ってきたのは亮さんだった。
「やけに楽しそうだね。」
いつも通りニコッと笑いながら入ってきた亮さんに、相変わらず御幸が嬉しそうに話しかける。
「亮さん、倉持のヤツ、頭悪いらしいですよ。」
「おいっ!意味が違うって…」
「あぁ、知ってる。」
「亮さん!」
しれっと答える亮さんに、額を押さえながらやめてくださいよ…とぼやくと、Aさんが苦笑いを浮かべながら話を逸らしてくれた。
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雪星(プロフ) - 椰子の実さん» 椰子の実さん、コメントありがとうございます!大好きと言ってもらえるだけで嬉しいのに、頻繁に読んでくださっているとは…!元々自分の息抜きで始めたある意味バカバカしい短編集ですが(^^;楽しんで書いてますので、また読んでやってくださいっ(≧▽≦) (2016年9月11日 22時) (レス) id: 1f6d2a7be2 (このIDを非表示/違反報告)
椰子の実 - このシリーズが本当に大好きで大好きで、ほぼ毎日読んでる感あります(笑) (2016年9月11日 20時) (レス) id: 5b93e46beb (このIDを非表示/違反報告)
雪星(プロフ) - 抹茶さん» 抹茶さん、コメありがとうございます!夢主は、制服の時は基本的に短パン装着してる設定です(^^;すぐ足が出る自覚があるので…(^^;たまに忘れてたりして、倉持や白河君がその場面に遭遇してラッキースケベが発動してます(^^; (2016年4月6日 23時) (レス) id: 1f6d2a7be2 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶 - この作品とっても面白いです(^^♪後、前々からずっと気になってた事があるんですが夢主ってよく回し蹴り?してますよね、この時パンツ丸見えになってないんですか?もし、見えてたら倉持達は見て見ぬふりをしているのですか? (2016年4月4日 23時) (レス) id: 301a2e1b49 (このIDを非表示/違反報告)
雪星(プロフ) - あおあおさん» あおあおさん、はじめまして!コメありがとうございます!有り難いお言葉、嬉しいやら恥ずかしいやら…(≧▽≦)なるべく早く続編公開できるように頑張りますので、少々お待ちください(>_<) (2016年4月2日 22時) (レス) id: 1f6d2a7be2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪星 | 作成日時:2016年1月27日 19時