忍術学園一年は組には女の子がいる part８

バレンタイン２０ ページ49

八左ヱ門「それはあいつらが悪い。さてと孫兵、A貰うぞ。」ﾋｮｲ






孫兵「あ！僕のAが誘拐される！」






虎若「だから伊賀崎先輩のじゃないですから！」






A【あ、手紙。虎くん！虎くん！】






八左ヱ門「ん？どうしたA。その手紙を虎若に渡せばいいのか？」






虎若「あ！その手紙って兵太夫が読んでたやつ？やっと読める！」






怪士丸「何て書いてあるの？」






彦四郎「皆で読めばいいんじゃない？」






左門「俺も読んでいいのか？」






虎若「ダメです！これは一年生しか読んじゃダメってAに言われた秘密の手紙です！」






孫次郎「A、僕も読んでいいんでしょ？」






A【まだダメ！】ﾌﾙﾌﾙ






八左ヱ門「まだダメだとさ。」






孫次郎「ざーんねん…。でもあとで読んでいいんだよね？」






A【うん！】ｺｸｺｸ






虎若と怪士丸、彦四郎が寄り添い手紙を読んだ。






虎若「やったー！確かにこれは他の先輩達には言えないね！」






怪士丸「うん、ズルいって言われちゃう。」






彦四郎「二人ともそれを言ったら気になって着いて来られるかもしれないでしょ。だから秘密の手紙なんだよ。」






虎若「なるほど。わかった！秘密だもんね！A、先に食堂に向かってるからね！」






彦四郎「言ったそばからネタバレ禁止！」






怪士丸「虎若だから仕方ないよ…。」





虎若「あ…。ま、まぁ来られても参加は出来ないでしょ！それじゃあ先輩方失礼しまーす！」






怪士丸「あ！待って虎若！し、失礼します！」






彦四郎「ちょっと二人とも！先輩方、集まっていただきありがとうございました。失礼します。A、僕たちも向かってるね。」






慌ただしく虎若達は走って行った。






八左ヱ門「…スゴく気になるがここは聞かなかった事にすればいいのか？」






A【はい！】ﾆｺ






孫次郎「見に来ても何もしなければいいかとは思いますよ。竹谷先輩、そろそろ向かいませんか？」






八左ヱ門「それもそうだな。それじゃあAは貰っていくな。」






孫兵「返して下さいね。」






藤内「こっちは大丈夫なのでどうぞ。」






作兵衛「A、チョコケーキありがとうな。」






左門「また作ってくれ！」






三之助「今度は違うお菓子がいい。」






数馬「落とさないように気を付けるね！」

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