バレンタイン15 ページ44
A【えっと…。やった!許可貰えた!よし、それじゃああの手紙を…あれ?どこにしまったっけ?】
Aは誰かから許可を貰い喜んだ。そして事前に書いていた手紙を懐から出そうとしているがどこにあるのかわからず探していた。
孫兵「何か探してるの?僕が探してあげようか?とりあえず服全部脱がすね。」
「「ちょっと待ったー!!」」
左近「伊賀崎先輩、それはダメです。」
久作「セクハラです。」
四郎兵衛「A、お兄ちゃんが一緒に探してあげようか?」
三郎次「四郎兵衛の方がマシだけどちょっと黙ってろ。」
孫兵「何で皆止めるの?僕は純粋に手伝ってあげようと思っただけだよ。」
左久「純粋な人は服を脱がせようとしません。それにここは外です。」
「「うんうん。」」
孫兵「いいじゃん別に。僕はAの夫だよ。」
「「いや、違うから!」」
孫兵ワールドに皆でツッコミを入れる。
A【あ!あった!兵くん、兵くん!】
孫兵「兵太夫、Aが呼んでる。」
兵太夫「僕?なぁにA?」
ようやく懐から取り出した手紙を兵太夫に渡した。
兵太夫「読んでいいの?」
A【うん!あ、でも声に出さないでね?虎くん以外の一年生皆で読んで?】
孫兵「虎若以外の一年生で声に出さずに読んでだって。…何で一年生だけ?僕に内緒で何をするの?」
虎若「僕だけ除け者だー!」
A【秘密です!虎くんはあとでわかるよ!】
孫兵「可愛く秘密って言われたら何も言えない…。虎若、あとでわかるだって。」
虎若「それならいいや!」
「「わぁぁ!やったー!」」
手紙を読み終わった一年生達はそれぞれ喜びの声をあげた。
一平「A、これのこと乱太郎達にも伝えてるの?」
Aは首を横に振った。
金吾「まだみたいだね。」
喜三太「それなら乱太郎達に伝えるのと先に手伝いに行くのと別れる?」
伝七「それがいいな。誰が伝えに行く?」
金吾「僕が行く。」
平太「ぼ、僕も行くよ。」
喜三太「それじゃあ僕も!」
兵太夫「半分に分けられたし、行ってきてもいい?」
A【うん、お願い!】コクコク
兵太夫「りょーかい!虎若、Aの事よろしく。」
虎若「あいあいさー!」
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名無し - 最近忍たまにハマってここまで読ませていただきました!登場するキャラクター達が皆生き生きしていてとても素敵でした!続き楽しみにしています!お体に気を付けて頑張ってください! (2021年5月24日 23時) (レス) id: 0b6077241c (このIDを非表示/違反報告)
朱鳥(プロフ) - Alice_Liviloveさん» コメントありがとうございます!完結までほど遠いですが、頑張ります! (2021年1月18日 8時) (レス) id: d9c4b26799 (このIDを非表示/違反報告)
Alice_Livilove(プロフ) - お正月編最高です!!これからも期待してます。頑張ってください! (2021年1月17日 21時) (レス) id: 9f1bdc28b4 (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン(プロフ) - お知らせ読みました。わかりました。お大事にしてください。お元気になられるまで、お待ちしています。 (2021年1月4日 10時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン(プロフ) - お久しぶりです。お元気でしたか?今回の話もすごく面白いです。続き楽しみにしています。更新がんばってください。 (2020年12月23日 10時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱鳥 | 作成日時:2020年11月26日 13時