忍術学園一年は組には女の子がいる part８

バレンタイン８ ページ37

ニコニコと楽しそうに笑うAを見て思わず真顔で言うくのたま達。






そうしてAと二年のくのたま達はお菓子を交換しあった。






神楽「姫様、そろそろ学園の方に向かいましょう。」






A【うん戻ろうか。】






神楽「それじゃあな。お菓子ありがとよ。」






「「さようなら！」」






おシゲ「しんべヱしゃま、もう行っちゃうんですね…。」






しんべヱ「うん、まだAのチョコケーキ配りのお手伝いがあるからね。」






乱太郎「それにきりちゃんのバイトがあるからそれも手伝いたいね！」






きり丸「え、手伝ってくれんの？助かる！いくら庄左ヱ門達が考えてくれてても人手が足りないんだよな〜。」






トモミ「じゃあ私たちが手伝ってあげようか？」






おシゲ「そうでしゅ！それならしんべヱしゃまとまだ一緒に居れましゅ！」






ユキ「しょうがないわね！手伝ってあげてもいいわよ。」






こうしてA達はおシゲ達も含め、学園に戻っていった。






A達は学園の門をくぐった。すると門から程近い所に金吾、喜三太、一平がいた。






乱太郎「あれ？金吾達、四年生の先輩はどうしたの？」






金吾「あ、おかえり。滝夜叉丸先輩達は今くのたまの先輩達からお菓子を貰ってる最中だから待ってるの。」






喜三太「顔だけはいいからね。」






一平「喜三太、言い方。あ、きり丸早く校庭に行ったほうがいいよ。先輩達が首を長くして待ってるからね。」






きり丸「え、マジ？それなら早く行くわ。」






しんべヱ「え、Aのお手伝いは？」






喜三太「それは僕たちがするよ。しんべヱと乱太郎はそのままきり丸の方を手伝ってあげて。」






乱太郎「そういうことならりょうかーい！」






しんべヱ「うん、わかった〜！」






乱太郎達とくのたま３人組はAに声をかけ足早に校庭に向かった。






神楽「姫様、私は一度姫様の部屋に荷物とくのたまから貰ったお菓子を置きに行ってきます。すぐに戻ります。」






神楽がAに少し側を離れる話をしていた時。






伊作「か、神楽さーん！」






神楽「ん？そんな慌ててどうしたんだ伊作。」






伊作「助けて下さい！くのたまの餌食になった生徒達が僕の所に集まって来て手が回らないんです！新野先生が町に薬の材料を受け取りに行っておられて僕一人なんです！」

バレンタイン９→←バレンタイン７

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す