バレンタイン３ ページ32
庄左ヱ門からのお願いを遂行するため、きり丸は走って行った。
彦四郎「……誰もい組が手伝うって言ってないよ。」
庄左ヱ門「文句いいながらも手伝ってくれるでしょ？」
彦四郎「そうだけど…。」
庄左ヱ門「じゃあ手伝ってね。文句言いそうな伝七は任せて、文句は聞くけど煽ったら乗ってくれるでしょ。」
彦四郎「伝七はまた庄左ヱ門の手のひらの上で弄ばれるんだね。」
庄左ヱ門「人聞きの悪いこと言わないで。ほら行くよ。」
彦四郎「はーい。」
走って行ったきり丸のあとを追うように二人は歩いていった。
そして一年生の行動により、学園のアイドルと化しているAからバレンタインという事でお菓子を貰える事を知り、いつも以上に学園が賑わった。
その一方でA達はというと、学園から程近い所に建っているAの家に到着していた。異常がないか神楽が様子を見に中に入ったが何も異常はなかった為Aと一緒に来てくれた先生方は家に入った。
神楽「姫様、異常はございませんでした。それから団蔵の所の馬借に頼んでおいた荷物も無事に着いております。少し休憩されてから調理をなさいますか？」
A【そうだね、焼くのは明日にするから少し休んだら明日すぐに焼けるようにしたいかな！】
神楽「かしこまりました。姫様は休憩なさって下さい。先生方は部屋に案内します。」
A【先生方、一緒に来ていただいてありがとうございます！あの、あとで調理の方を少し手伝って下さいませんか？量が多いので…。】
普段から可愛がっているAのお願いに笑顔で頷き頭を撫でて行く先生方。
A【ありがとうございます！神楽、よろしくね。】
神楽「お任せください。」
神楽は先生方を部屋に案内しに行った。
A【ふぅ、学園から近くても少し疲れちゃった。疾風凭れてもいい？】
疾風「ガゥ。」
疾風はAが凭れやすいようにAの背後に周り体を伏せた。
A【ありがとう。少し休憩したらお菓子作りをするから疾風達は外に行ってる？それとも部屋でゆっくりする？】
三匹はAからの問いに顔を見合せ鳴いた。
A【えっと、お菓子作りをしている間は外でご飯を食べてくるであってる？】
三匹は頷いた。(何故疾風達の言ってる事がわかったかというとAだからです。)
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名無し - 最近忍たまにハマってここまで読ませていただきました！登場するキャラクター達が皆生き生きしていてとても素敵でした！続き楽しみにしています！お体に気を付けて頑張ってください！ (2021年5月24日 23時) (
レス) id: 0b6077241c (このIDを非表示/違反報告)
朱鳥(プロフ) - Alice_Liviloveさん» コメントありがとうございます！完結までほど遠いですが、頑張ります！ (2021年1月18日 8時) (レス) id: d9c4b26799 (このIDを非表示/違反報告)
Alice_Livilove(プロフ) - お正月編最高です！！これからも期待してます。頑張ってください！ (2021年1月17日 21時) (レス) id: 9f1bdc28b4 (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン(プロフ) - お知らせ読みました。わかりました。お大事にしてください。お元気になられるまで、お待ちしています。 (2021年1月4日 10時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン(プロフ) - お久しぶりです。お元気でしたか?今回の話もすごく面白いです。続き楽しみにしています。更新がんばってください。 (2020年12月23日 10時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朱鳥 | 作成日時：2020年11月26日 13時
