バレンタイン２ ページ31
神楽「…あ。そういえば大事な事を忘れてた。」
「【？】」
A達は首をかしげた。神楽は廊下の方を向いて声をだした。
神楽「おーいきり丸ー！明日割りのいいバイトしないかー？」
きり丸「いくらですかー！」
ダダダダ！キキー！
神楽がまだいないはずのきり丸にお金の話をするときり丸が猛ダッシュをしてAの部屋の前で止まった。
彦四郎「えぇ…。全然見えなかったけど…。」
庄左ヱ門「流石はきり丸、お金の話で自分に利益がある時の素早さはは組一だね。」
彦四郎「それ褒めてるの？」
きり丸のお金に対する執着心に彦四郎はドン引き、庄左ヱ門が感心している横で神楽ときり丸は取引していた。
神楽「来たか。バイト内容だが、明日姫様と俺が戻って来てからになるんだが、くのたまと委員会に入ってる奴ら、あと先生方の分以外の生徒達に姫様がお作りされるチョコケーキを配ってくれ。」
きり丸「そんな事ならお安いご用！…あれ？今からどこかに行くんすか？」
神楽は庄左ヱ門達に話した内容をもう一度きり丸に話した。
神楽「それで報酬だが、姫様からのチョコケーキと木の実たっぷりクッキー、それからこのお値段。」
きり丸「やらせていただきます！！」
神楽「よし、交渉成立。さて荷造りも出来たし、俺達は行くな。姫様、失礼致します。」
神楽はきり丸との取引を成立させ、荷物とAを抱き上げた。
神楽「それじゃあ、姫様がいないと騒ぐ奴らもいると思うがお前達が説明しておいてくれ。じゃあな。」
A【いってきまーす！】
庄左ヱ門「わかりました。」
彦きり「いってらっしゃーい！」
庄左ヱ門達に見送られながら、Aと神楽は足早に去って行った。
彦四郎「行っちゃったね。」
庄左ヱ門「そうだね、でも今から僕たちがしなければならない事があるよ。」
彦四郎「明日のお昼までAがいないって伝えること？」
庄左ヱ門「それもあるけど、明日Aからチョコケーキが貰えるって伝える事が大事だよ。
きり丸、今から一年生全員集めたいから手伝って、その代わり明日先輩方にAからのチョコケーキを効率よく渡す方法を一緒に考えてあげるから。」
きり丸「よっしゃー！庄左ヱ門にい組もいるからいい方法思い付くかも！まっかせろー！」
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名無し - 最近忍たまにハマってここまで読ませていただきました！登場するキャラクター達が皆生き生きしていてとても素敵でした！続き楽しみにしています！お体に気を付けて頑張ってください！ (2021年5月24日 23時) (
レス) id: 0b6077241c (このIDを非表示/違反報告)
朱鳥(プロフ) - Alice_Liviloveさん» コメントありがとうございます！完結までほど遠いですが、頑張ります！ (2021年1月18日 8時) (レス) id: d9c4b26799 (このIDを非表示/違反報告)
Alice_Livilove(プロフ) - お正月編最高です！！これからも期待してます。頑張ってください！ (2021年1月17日 21時) (レス) id: 9f1bdc28b4 (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン(プロフ) - お知らせ読みました。わかりました。お大事にしてください。お元気になられるまで、お待ちしています。 (2021年1月4日 10時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン(プロフ) - お久しぶりです。お元気でしたか?今回の話もすごく面白いです。続き楽しみにしています。更新がんばってください。 (2020年12月23日 10時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朱鳥 | 作成日時：2020年11月26日 13時
