327話 ページ28
兵助「それに用具委員だと力仕事が多いですからAができることは少なそうですし、無理をして保健室に運ばれる事は予想できますね。」
伊作「でしょ?まぁそういうことだから一応頭に入れといて。さて長次を探しに行こう。」
留三郎「そうだな。」
雷蔵「兵助、僕達も行こう。伊作先輩他にも薬草について書いてある書物をいくつか探しておきましょうか?」
伊作「え!いいの?」
雷蔵「はい。少し調べたい事があるだけであとの時間は本を読んでゆっくりするだけでしたから。兵助いいよね?」
兵助「あぁ、手伝うのだ。」
伊作「それじゃあお言葉に甘えてお願いするね。」
伊作達はそれぞれの場所に向かった。
一方、一年生の教室に着いたA達。
庄左ヱ門「着いたね。それじゃあい組とろ組の皆は今日もお昼一緒に食べる?」
ろ組「皆と食べるよ。」
彦一左「皆と食べる。」
伝七「Aと食べる。」
庄左ヱ門「残念。お昼のAの隣はしんべヱと平太だよ。」
しんべヱ「やった〜!」
平太「ぼ、僕でいいの?」
庄左ヱ門「イヤなら他の人が座るけど。」
平太「イ、イヤじゃないよ!」
庄左ヱ門「皆が平等にAの隣になれるようにしてるから文句は受け付けないよ。」
「「はーい!」」
庄左ヱ門「それじゃあ解散!」
「「またあとで!」」
それぞれの教室に入っていった。
「「あれ?」」
タカ丸「おはよう〜。皆。」
「「???」」
庄左ヱ門「タカ丸さん、おはようございます。今日も一緒に授業ですか?」
タカ丸「うん。昨日上級生の合同実技があったでしょ?本当なら今日はお休みだけど、僕は合同実技受けてないから午前中だけは皆と授業になったの。」
庄左ヱ門「そうですか。」
A〈タカ丸さんと授業は楽しみです!〉
タカ丸「Aちゃん、体調が治って良かった〜。よろしくね〜。」
タカ丸はAの近くまで来て頭を優しく撫でた。ほのぼのとした雰囲気になろうとしていると扉の所で固まっていた庄左ヱ門達の後ろから声をかけられた。
土井先生「こら、お前達扉の前に立ち止まるんじゃない。」
「「土井先生!おはようございます!」」
土井先生「おはよう。さぁ出席を取るから席に座りなさい。」
「「出席!」」シュパッ
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ユリリン(プロフ) - こんにちは!お久しぶりです。今回の話面白かったです。更新楽しみに待っています。 (2020年11月22日 10時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン(プロフ) - お久しぶりですね。お元気でしたか。今回の話も面白かったです。今後も体調に気をつけてください。更新楽しみに待っています。 (2020年11月3日 10時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン(プロフ) - 本当ですか?委員会発表楽しみに待っています!今後も健康に気をつけて更新してください。 (2020年8月28日 11時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
朱鳥(プロフ) - ユリリンさん» いつもコメントありがとうございます。リクエストなど中々答えられずにいますが後々番外編でも作ろうとは思っておりますのでよろしくお願いします。あと、委員会の方ですが何処にするかは決めてます。何処かはお楽しみと言うことでお願いします。 (2020年8月27日 13時) (レス) id: d9c4b26799 (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン(プロフ) - お久しぶりです。コロナや熱中症が毎日ニュースで取り上げられていますが、お元気ですか?更新は無理せず少しずつでいいと思います。続き楽しみに待っています。 (2020年8月27日 10時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱鳥 | 作成日時:2020年4月16日 8時