206話 ページ7
タカ丸「喜八郎くん。あまり意地悪しちゃダメだよ。」
喜八郎「意地悪してません。首を抱き締められていてもAの力が弱いので全然絞められてません。なので事実を言ったまでです。」
A【…これから力をつけるもん。】
タカ丸「その前に体力だね。」
喜八郎「あ。着いた。」
四年長屋のタカ丸の部屋に着いた。
タカ丸「ただいまー。」
仙蔵「おかえり。ん?Aはどうしたんだ?」
タカ丸の部屋で待っていた仙蔵は喜八郎の首に抱きついているAを疑問に思った。
先程あった事をタカ丸に聞いた仙蔵は。
仙蔵「(なんて羨ましい!)それはAが怒るのも仕方ない。A、おいで。」
A【仙さん…。ん!】
喜八郎の首に腕を回していたAは、仙蔵の呼び掛けに腕を外しそのまま仙蔵の方に腕を伸ばした。
仙蔵「(あぁ!うちの嫁可愛い!)いつまでも怒っていても仕方ないだろ?可愛い笑顔を見せてくれ。」
A【そうですね…。仙さん!大好き!!】ニコ、ギューッ
仙蔵「(役得)私も大好きだぞ。」トントン
ちなみに仙蔵の顔はAに見られていないことをいいことに崩壊中であった。
喜八郎〈立花先輩ー。顔面崩壊してますよ〜。〉
仙蔵〈喧しい。まぁお前のお陰でこうやって抱きついてくれているし別にいいがな。〉
喜八郎〈A、美味しかったですよ。〉
仙蔵〈あとで覚えておけ…。〉
仙蔵と喜八郎は矢羽音で話をしていると。
タカ丸「Aちゃん、そろそろいいかなぁ〜。」
A【は!そうだった!いいですよ!】
仙蔵「(少しだがAと触れ合えたしいいか。)A下ろすぞ。」トン
Aは仙蔵に下ろしてもらいタカ丸の近くに行った。
タカ丸「あのね。今日は練習だしそんなに凝った結い方はしないけど何かご注文はあるかなぁ?」
A【えっと。鈴がついてる髪紐はありますか?実は前まで使っていたのがこの前壊れてしまったんです…。】
タカ丸「鈴がついてる髪紐?ちょっと待ってね。」
タカ丸は髪紐が入ってる箱を取り出した。
A【わぁ!可愛いのがたくさんある!】キラキラ
仙蔵「Aは可愛いのが好きか?」
A【はい!自分で髪を結うのは苦手ですが可愛いのは好きです!】
タカ丸「ふふふ!これからは僕たちが髪を結ってあげるね!」
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467907 - 毎日小説を楽しみにして見ています。これからも更新頑張ってください。 (2019年12月13日 21時) (レス) id: b37af81138 (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 本当に面白い小説ですね。毎日更新楽しみにしてます。提案なんですけど、主人公が少しおめかしして上級生と街へ出かけるのはどうですか。出来ればアルバイト組の中から選んでほしいです。もしよければネタに使ってください。続き待っています。更新がんばってください。 (2019年11月29日 10時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
キュラ(プロフ) - 初コメ失礼します。毎日素敵なお話を更新して下さりありがとうございます。忍たまの作品の中で一番愛読しております…!主人公ちゃんが可愛らしく、また忍たまとの絡みがとても好きです。これからも応援しています。無理なさらない程度に頑張って下さい! (2019年11月28日 8時) (レス) id: ebd8741ed8 (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 毎日更新お疲れ様です。今日も面白かったです。お風呂の相手なんですけど、主人公に恋愛感情を持ってなさそうな人で選ぶのはどうですか?四年生~六年生で主人公を妹みたいに思ってる人がいいです。更新がんばってください。続き楽しみに待っています。 (2019年11月25日 9時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - わかりました。更新がんばってください。続き楽しみに待っています。 (2019年11月24日 13時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱鳥 | 作成日時:2019年10月23日 13時