忍術学園一年は組には女の子がいる part５

２４０話 ページ41

八左ヱ門「庄左ヱ門。」





庄左ヱ門「はい。何ですか？」





八左ヱ門「頑なにダメダメと言うよりも一度いい思いをさせて相手を落ち着かせることも策だと思うがどう思う？」





庄左ヱ門「…そうですね。竹谷先輩の言うことも一理ありますね。ただし先輩も言っておられたようにAの体調がいい時しか嫌です。」





八左ヱ門「その判断は伊作先輩に任せてもいいですか？」





伊作「うん。いいよ。でも孫兵だけ許可すると約４名の過激派が暴動を起こすよ。」






「「そうだ！そうだ！」」





過激派認定されている仙蔵、三郎、勘右衛門(ここにはいないが喜八郎)の三人が野次を送った。





八左ヱ門「はいはい。過激派の入る順番はまた決めてください。それよりも孫兵どうする？」





孫兵「…やっぱり入っちゃダメって言いません？」





八左ヱ門「流石に言わない。」





孫兵「それならその案でいいです。」





八左ヱ門「そう言ってくれて助かった。じゃないとお前の体を押さえてでも止める所だったからな。」





孫兵『危なかった…。』





ふぅ…





見守っていた周りは孫兵が(今日は！)諦めた事に安堵した。





伊作「さてAは、って何してるの？久々知。」





兵助「はい？」





伊作「いや、はい？じゃなくてA寝てるよね。司抱いて。」





兵助「あぁ、それは待ってる間Aがうとうとしてきたので後で起きるなら少し寝てもいいって言ったんです。そしたらちゃんと起きるって言うので寝かせました。」






伊作「司は？」





兵助「司はAが寝そうな時から足元にいたので抱えたらAの腕の中に来ておとなしく抱抱かれたままです。」





伊作「へぇ〜可愛いね。話しは終わったからA起こしてくれる？」






兵助「わかりました。A？お風呂に行くのだ。」





A【……。】ﾎﾟｰ…ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ





兵助「起きた？」





A【…ｺｸ。】






兵助に起こされぼんやりしながらも目を覚ましたA。そんなAに伊作は声をかけた。





伊作「A、お風呂に入るとそのまま寝てしまいそうだから今言うね。」






A【…？】ｺﾃﾝ





「「寝ぼけてるA可愛い…。」」





一年生と過激派をしみじみ言った。





伊作「(無視)今日寝るときは一人で寝ようね。」





A【え！！】




「「えぇー！！」」

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