213話 ページ14
仙蔵『着替えをみたい…。』
喜八郎『少しくらい…。』
タカ丸「ダメ。」ボソ
仙喜「!?はい…。すみません…。」ボソ
二人の心を読んだかのように呟くタカ丸。それに反応して謝る二人。
三人が後ろを向いてるなか着替え終わったA。
A『よし!きちんと着替えられた。…でもどうしよう。後ろを向いてる先輩達を見てるとなんとなく驚かしてみたいかも…。』
Aの心に可愛い小悪魔が降りてきた。
そんな事をAが考えているとは思っていない三人は。
仙蔵「…音が聞こえなくなったし着替え終わったのだろうか。」ボソ
喜八郎「確かにそうですね。タカ丸さん、振り向いてもいいですか?」ボソ
タカ丸「うーん。二人は待って、先に僕が振り向いてからね。」ボソ
タカ丸は二人が振り向いた先に、着替え途中のAがいてそれを見た二人が変な気を起こすかもしれないと思い、自分が先に振り向くと言いAに声をかけた。
タカ丸「Aちゃん?着替え終わった?」
タカ丸は声をかけながら振り向くとAに正面から抱きつかれた。
ギュー!
タカ丸「うわぁ!どうしたの!?」
いきなりの事に驚くタカ丸。
仙蔵「どうした?」
喜八郎「どうしたんですかー?」
そんなタカ丸に律儀に後ろを向きながら聞く二人。
タカ丸「二人とも振り向いてもいいよ。いきなりAちゃんが抱きついてきたから驚いたんだ!」
喜八郎「え、何それ羨ましい。」グルン
仙蔵「代われ斉藤。」グルン!
タカ丸の台詞に速攻振り向き話す二人。それを見てAは。
A【えへへ!タカ丸さん!驚きましたか?】ニコニコ
タカ丸「うん!スゴく驚いたよ。」
A【やったー!ビックリは成功ですね!】
無邪気に喜ぶA。
仙蔵「(可愛い)どうしてそんな事をしたんだ?」
A【ふふふ!なんとなくです!】
喜八郎「そっか、なんとなくか〜。」ナデナデ
喜ぶAの頭を撫でる喜八郎。
タカ丸「それよりその服似合ってるね!取り敢えず髪を結うね!」
A【はーい!】
驚かされたもやることはしっかりするタカ丸。
仙蔵「Aも人を驚かせたりするんだな。」
A【普段はしませんがやりたかったからやりました!】
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467907 - 毎日小説を楽しみにして見ています。これからも更新頑張ってください。 (2019年12月13日 21時) (レス) id: b37af81138 (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 本当に面白い小説ですね。毎日更新楽しみにしてます。提案なんですけど、主人公が少しおめかしして上級生と街へ出かけるのはどうですか。出来ればアルバイト組の中から選んでほしいです。もしよければネタに使ってください。続き待っています。更新がんばってください。 (2019年11月29日 10時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
キュラ(プロフ) - 初コメ失礼します。毎日素敵なお話を更新して下さりありがとうございます。忍たまの作品の中で一番愛読しております…!主人公ちゃんが可愛らしく、また忍たまとの絡みがとても好きです。これからも応援しています。無理なさらない程度に頑張って下さい! (2019年11月28日 8時) (レス) id: ebd8741ed8 (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 毎日更新お疲れ様です。今日も面白かったです。お風呂の相手なんですけど、主人公に恋愛感情を持ってなさそうな人で選ぶのはどうですか?四年生~六年生で主人公を妹みたいに思ってる人がいいです。更新がんばってください。続き楽しみに待っています。 (2019年11月25日 9時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - わかりました。更新がんばってください。続き楽しみに待っています。 (2019年11月24日 13時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱鳥 | 作成日時:2019年10月23日 13時