忍術学園一年は組には女の子がいる part３

１３４話 ページ35

A《私はみんなのプロマイドが欲しい…。だって大好きなお兄ちゃんだもん！会えないときは寂しいから…。》



団蔵「A！」ｷﾞｭｰ


虎若「僕たちも大好きだよ！」ｷﾞｭｰ


兵太夫「団蔵、そこ変わって。」


三治郎「虎若も。」



庄左ヱ門「ご飯食べてからにしなよ。A。後でみんなのプロマイドあげるね。」



A《やったー！》


素直に喜んでいるAを見て、


いろは組「可愛いね！」


兵助「可愛いな。」


雷蔵「和むね。」


八左ヱ門「小動物みたい。」


勘右衛門「八、小動物って(笑)それなら俺が部屋で飼う。」真顔


三郎「いや。俺が飼う。」真顔



兵助「勘右衛門。」
雷蔵「三郎。」


三勘「いや、だって八が！」


八左ヱ門「俺かよ！可愛いって意味だよ！お前たちと一緒にするな！」



五年生の５人がワイワイ騒ぎながら食べているのを無視し、


庄左ヱ門「そういえば、伝七以外のい組のみんな、ろ組のみんな。」


いろ組「何？」



庄左ヱ門「Aのプロマイドいる？」



いろ組「欲しい！」



庄左ヱ門「同じ学年だし無条件であげる。」



庄左ヱ門はまた懐からプロマイドを出した。



それに気になっていた彦四郎が庄左ヱ門に聞いた。



彦四郎「ねぇ…。庄左ヱ門…。」



庄左ヱ門「何、彦四郎。」



彦四郎「いったい、君の懐はどれだけ入るわけ！？さっき紙と筆が出て来て、プロマイドも出したけどそれだけ入っていて膨らんだ感じは一切しなかったけど！？」



庄左ヱ門「それは秘密だよ。さてみんなご飯を食べ終わった頃かなぁ。先に聞くけど、今日のお昼休みは！い組とろ組はどうする？」



彦四郎「秘密って…。(都合の悪いことは無視したり、ないしょにするんだから！)僕たちは、授業の予習復習を今日はする予定だよ。そろそろしないと授業に着いていけないし、先生に怒られるからね。」



伏木蔵「僕たちは、は組と一緒にいるよ。」


庄左ヱ門「了解。ご飯は一緒に食べる？」



左吉「そうだな。食べる。」


伝七「お昼ご飯はAの隣がいいです！」


庄左ヱ門「検討します。」


一平「すなわち、却下。」


伝七「(泣)。」


庄左ヱ門「ウソウソ。いいよ。その代わり、反対側兵太夫に座って貰うよ。(簡単にあーん出来ると思わないでよね。)」


伝七「なんか嫌な予感がする…。」


兵太夫「気のせい気のせい。」

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