112話 ページ13
仙蔵「ならいいじゃないか。ほら行くぞ。」
仙蔵は歩きだし、庄左ヱ門と伊助の部屋の前に着いた。
仙蔵「失礼するぞ。」
仙蔵は一年生達に声をかけ襖を開けた。
一年生組「立花先輩?それにA!?どうしたの?」
仙蔵が入ってくるも、腕の中にAがいることを驚いた一年生達。
仙蔵「今から大事な話がある。あと数人来るから待ちなさい。」
仙蔵がそういうと一年生達は不思議に思うもAが真剣な顔をしていたので、Aの事についてであると考えAの顔を見つめていた。すると
文次郎「仙蔵。」
文次郎の声に振り向く仙蔵。
仙蔵「来たか。久々知、不破ありがとう。」
兵雷「いえ。」
メンバーが揃い仙蔵は先ほどあった話をした。
しばらくして話が終わると沈黙が流れた。
文次郎達六年生と三郎達五年生は考えこみ、一年生はあまりの事に絶句した。
Aはそんなみんなを黙って見つめていた。
すると、
庄左ヱ門「…立花先輩。」
仙蔵「なんだ、庄左ヱ門。」
庄左ヱ門「Aを降ろしてもらえますか。」
仙蔵「わかった。」
仙蔵に抱っこされていたAは降りると庄左ヱ門の近くに行った。
座っていた庄左ヱ門は立ち上がりAを呼んだ。
庄左ヱ門「A。先に言っとくごめんね。」
A【?】
突然謝られた事に不思議に思ったAだったが次の瞬間。
バチン!!
庄左ヱ門は勢いよくAの頬を叩いた。
ドサッ
頬を叩かれたAは尻餅をつき驚いた目で庄左ヱ門を見た。
庄左ヱ門意外の一年生達は叩いた事に驚いて固まってしまい。5、6年生は様子を伺っていた。
庄左ヱ門「…色々言いたいこともあったけど僕たちに話そうと思ってくれてたからこれで許してあげる。」
A【庄ちゃん…。】
庄左ヱ門「僕たちは弱い。Aを奪うために僕たちも狙われることもある。これから頑張って行くんだ。僕たちは忍びになるため、それ意外の理由でこの学園に来た子もいる。でもせっかく同じ学年、組になったんだ。まだ始まったばかり、みんなで強くなろう!」
庄左ヱ門は、これからもAの能力を狙う人がたくさん出てくると思う。しかしこの一年生組なら協力して何とかなると思った。
庄左ヱ門の言葉に絶句していた一年生達は
一年いろは組「もちろん!同じ学年だからね!強くなろう!」
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ユリリン - 面白い小説ですね。続き待っています。更新楽しみに待っています。季節の変わり目ですが体調に気を付けてください。 (2019年8月26日 10時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 毎日更新お疲れ様です。今日も面白かったです。続き待っています。更新がんばってください。 (2019年8月23日 8時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 面白い小説ですね。続きが楽しみです。更新がんばってください。 (2019年8月22日 8時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 主人公かわいい。もうすっかり学園のアイドルですね。続きが楽しみです。更新がんばってください! (2019年8月19日 8時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
精霊 - 夢主ちゃんが可愛すぎる!続き楽しみに待ってます! (2019年8月19日 5時) (レス) id: 5dc20f7650 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱鳥 | 作成日時:2019年8月6日 23時