忍術学園一年は組には女の子がいる part２

５９話 ページ10

は組「え！？」


土井先生「まず一つ、学級委員長委員会だ。学級委員長は、組に一人だけだ。二つ、体育委員会。体育委員会は、動き回っている為Aの体力では着いて行けない。よって、この二つは入れない。」



庄左ヱ門、金吾「えぇ〜…」



土井先生「なので、学級委員長と体育を抜いた７つの中から考えよう。」



A《土井先生、何故今決めないで考えるだけなのですか？》



土井先生「それは今日から、抜いた二つの委員会も合わせて、１日ずつどんな活動をしているか見て体験してきて欲しい。体験して入りたい委員会をAが決めて欲しい。」



A《！！はい、わかりました！》



庄左ヱ門「一緒の委員会には入れないけど体験してくれるならいいか。でも、土井先生体験するなら考える必要はないかと思われます。」




土井先生「それはだな、あらかじめどんな活動をしているかAが知ることで心構えができるからだ。もし、Aが驚いて転んで怪我をしては可哀想だし、お前たちも嫌だろ？」



は組「それは、もちろん嫌です！」




土井先生「だからだ。」




土井先生が説明を終えると



庄左ヱ門「それじゃあ、一人ずつ自分が入っている委員会について言っていこうか。
まず、学級委員長委員会だけど、普段はみんなでお茶をしたり、勉強をみてもらったり、学園長先生のおつかいに行ったりしてる。行事の時は司会をすることが多いかなぁ。」




金吾「僕の入ってる体育委員会は、野外訓練の長距離コースを確認の為に走ったりしてるんだ。でも、ほとんど七松先輩のいけどんマラソンと地獄のバレーをしたり、凄く凄く大変なんだぁ……」



喜三太「金吾、委員会終わったら倒れてるもんね。」





団蔵「会計委員会は、各委員会の予算とかのお金の計算そのままだね。でも、潮江先輩の厳しい鍛錬をやらされてる…僕、耐えられるかなぁ。」




乱太郎「保健委員会は、生徒の健康状態をみたり怪我の治療をしてるよ。でも、なんでだか不運なことが多いの…」



きり丸「保健委員会は不運委員会って呼ばれたりしてる。特に伊作先輩は不運大魔王って言われてる。」




喜三太「僕たち用具委員会は、学園の武器、武具、備品の管理、修理したりしてる。下級生が多いけど、食満先輩が面倒みてくれて、スゴく頼りになるんだよ！」



しんべヱ「よくおやつくれるし優しい先輩だよ！」

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