47話 ページ48
食堂を出た、は組の良い子達は
庄左ヱ門「まずは、5年生の先輩方を探そうか。一人見つけたら、あとから出てくるから。」
乱太郎「庄ちゃん、失礼。」
そう話していると
庄左ヱ門に手を引かれていたAが、小さく息を吐いた。
伊助「A?疲れちゃった?」
A《うん、今日色々あったから少し疲れてきちゃった。》
乱太郎「大丈夫?ちょっと診るね。」
乱太郎は、Aを簡単に診た。
乱太郎「熱はないから、言ってるように疲れてるのだと思うよ。」
庄左ヱ門「疾風に乗る?」
Aが頷こうとすると
兵太夫「僕が抱っこするよ。は組の中じゃ、大きいほうだし、Aしんべヱより小さいから抱っこしても疲れないよ。」
しんべヱ「確かに、僕より小さいよね。」
A《どうしても、体質のせいで成長が遅れてるみたいなの。》
きり丸「大体120cmくらいか?」
A《うん。それぐらい。》
庄左ヱ門「まぁ、Aは小さいままでいいよ。僕が守ってあげるから。」
団蔵「僕達、な!」
兵太夫「とりあえず、行こ。Aおいで。」
Aが兵太夫に腕を伸ばすと、軽々と兵太夫は抱っこした。
そして5年生を再び探し始めると、廊下の角から
雷蔵「おや、良い子のは組が勢揃いでどうしたの?」
は組「あ!不破雷蔵先輩!」
A【?】
Aは、雷蔵を見て不思議そうにしていた。
きり丸「不破先輩!今5年生を探していたんです!」
金吾「見つかって良かった。」
喜三太「今、Aが作ってたおはぎを先輩方にあげる為に探してたんです。」
伊助「ね、A!」
庄左ヱ門「?A?不思議そうだけど、どうしたの?」
Aは、雷蔵の顔を見て
A《何で鉢屋先輩が、雷蔵先輩の真似してるんですか?》
は組「え?」
三郎「!!何でわかったんだ。」
は組「えぇ!?」
A《?何故って、鉢屋三郎 は鉢屋先輩だけですし、それに私は、一度見た物は忘れません。なので、鉢屋先輩を間違える事はあり得ません。》
三郎はAの言葉に固まってしまった。
三郎『今まで、雷蔵の変装をして見破られる事はなかった。唯一分かるのは顔を貸してくれている雷蔵だけ。なのにまだ会って1日も立っていないのに見破られた。 絶対記憶術 凄いものだな。それに、俺を間違える事が絶対にないか…はは、Aに落ちたが深みに溺れそうになるな。』
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勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡 - え、好き、愛してる💪(・ω・`)ムキィ (2023年2月13日 23時) (レス) @page17 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
関西弁大好き - めちゃ面ろいわぁ〜〜〜!!!!! (2022年4月16日 16時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)アネモネ(プロフ) - 朱鳥さん» 更新頑張って下さい! (2020年9月28日 7時) (レス) id: 866dd7e788 (このIDを非表示/違反報告)
朱鳥(プロフ) - (名前)アネモネさん» コメントありがとうございます!ご指摘ありがとうございます。他にも誤字脱字とかもあるとは思いますが落ちついた時にでもまとめて直させていただきます。 (2020年9月27日 20時) (レス) id: d9c4b26799 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)アネモネ(プロフ) - とっても面白いです!間違っていたらすみません。保険委員会のところの“保険”って“保健”では無かったでしょうか? (2020年9月27日 15時) (レス) id: 866dd7e788 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱鳥 | 作成日時:2019年7月8日 7時