39話 ページ40
学園長「シナ先生。あの子のことを気にかけてくれるかの?」
シナ先生「もちろんですよ、我が恩師のお孫さん何ですから。」
実は、シナ先生の舞の師匠はAのお祖母さんであった。
その孫である、Aの事を気にかけない訳がない。
学園長「ほほほ。これから、Aの忍びとして人としての道が楽しみじゃの。」
ヘムヘム「ヘム!」
Aは、庵を出て自分の部屋に向かった。
A『今日1日で、色んな人と出会ったけど何とかやっていけそう!とりあえず夕飯まで部屋の片付けをしよ。』
そう思いながら、部屋に到着。
司が器用に襖を開け、疾風が部屋に入り伏せた。
A【ありがとう、疾風。司。】
二匹を撫で押し入れの中に、置いておいた荷物の整理を始めた。
しばらくして、片付けが終わると今朝作って来ていたおはぎを、夕飯まではまだ時間があるが、食堂に歩いて向かった。
食堂に着くとAは
A《あの、食堂のおば様。》
食堂のおばちゃん「あら、Aちゃん。どうしたの?」
A《あの今朝作って来たおはぎを後でみんなで食べたいので預かって、いただきたいのですがよろしいですか?》
食堂のおばちゃん「おや、おはぎが作れるのかい?今度、おばちゃんと作ろうね。それから預かっておくよ!」
A《ありがとうございます!それから、ぜひ一緒に作らせて下さい!今日は、食事のほうは用意されておられるようなので今度手伝わせてくださいませ!》
食事のおばちゃん「それじゃあ、今度手伝っておくれ!」
A《では、また後程夕飯をいただきに来ます!》
食事のおばちゃん「またね。」
食堂を出たAは、ゆっくりと庭を歩いていた。
すると、近くの茂みで何かが動いた。
A『なんだろう。行ってみよ。』
Aは、ゆっくりと茂みに近寄るとそこから赤い蛇が出て来た。
A【まぁ、なんてキレイな蛇なのかしら!】
赤い蛇「しゃー……」
A『?何だか元気がないみたい。近寄ってみよう』
元気がない蛇に近寄り、声がでないにしろ話かけた。
A【どうしたの?】
赤い蛇は、元気がないもAに気づくも、心配している雰囲気を察しおとなしくしていた。
そしてその蛇を抱き上げ、どうしようか迷っていた。
A『確か、生物委員会があったはず。虎若くんと三治郎くんがいたはずだから、疾風に探して貰おう。』
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勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡 - え、好き、愛してる💪(・ω・`)ムキィ (2023年2月13日 23時) (レス) @page17 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
関西弁大好き - めちゃ面ろいわぁ〜〜〜!!!!! (2022年4月16日 16時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)アネモネ(プロフ) - 朱鳥さん» 更新頑張って下さい! (2020年9月28日 7時) (レス) id: 866dd7e788 (このIDを非表示/違反報告)
朱鳥(プロフ) - (名前)アネモネさん» コメントありがとうございます!ご指摘ありがとうございます。他にも誤字脱字とかもあるとは思いますが落ちついた時にでもまとめて直させていただきます。 (2020年9月27日 20時) (レス) id: d9c4b26799 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)アネモネ(プロフ) - とっても面白いです!間違っていたらすみません。保険委員会のところの“保険”って“保健”では無かったでしょうか? (2020年9月27日 15時) (レス) id: 866dd7e788 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱鳥 | 作成日時:2019年7月8日 7時