１６話 ページ17
きり丸「それにしても、Aって体力ないんだな。軽く走ったつもりなのに凄く息が乱れてたし。」
Aは苦笑し
A《実は私、病弱体質で今よりもっと小さかった時は、走る事も出来なかったの。
それから少しして、遠出の時も家から出て目的地に着いてそのまま倒れる事もあって、とてもじゃないけど忍術学園に、入ることも出来なかったの。
でも家族が殺されてからそんな事言ってられないから、10才になるまで、体力をつけられるように頑張って今では走っても、倒れる事はなくても息が乱れるだけで収まったの。》
Aは、そう書いた紙を庄左ヱ門に渡し、読んでもらった。
乱太郎「もお！A！先に言ってくれないと、わからないよ！病弱体質なら走る事もなかったのに！」
きり丸「確かに、いきなり走った俺も悪いけど、言ってくれないとわからない事もあるんだ。何かあってからじゃ遅いんだぞ！」
は組「そうだよ！言ってよ！」
A《ごめんなさい…》
Aは、叱られ反省した。
その頃、い組は小声で
彦四郎「え、Aの家族殺されてるの…」
一平「そうみたいだね…」
伝七「その事を、は組の奴らは知ってるんだ…」
左吉「そりゃあ、同じ組だし知ってるだろ。僕も何かAには、事情があるとは思ってた。
詳しくはわからないけど、これから仲良くなればきっと、言ってくれるよ。
だからここはあえて、気づかない振りをして行こう。」
い組「わかった。」
乱太郎「これから、少しでも体調が悪いと思ったら僕たちに言ってね！」
伝七「は組だけじゃなくて、僕たちい組でもいいからな！」
そう言ってもらいAはみんなに微笑み。
A《ありがとう！》
は組「仲間なんだら当たり前！」
い組「どういたしまして！」
みんなで笑いあっていると
食堂のおばちゃん「話し合いは終わったのかい？そろそろご飯でもお食べ。」
しんべヱ「そうだよ！ご飯食べに来たんだった。」
喜三太「そういえば、お腹ペコペコ…」
庄左ヱ門「みんな、食堂のおばちゃんからご飯をもらって食べよ。」
は組「はーい。」
い組「は組が指図するな！食べるけど！」
食堂のおばちゃん「ハイハイ、みんな取りにおいで。」
みんな、食堂のおばちゃんから受け取り席に着くと
食堂のおばちゃん「それでは、おのこしはゆるしまへんで！！！」
は組、い組「いただきまーす。」
仲良くご飯を食べ始めた。
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勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡 - え、好き、愛してる💪(･ω･｀)ﾑｷｨ (2023年2月13日 23時) (
レス) @page17 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
関西弁大好き - めちゃ面ろいわぁ〜〜〜！！！！！ (2022年4月16日 16時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)アネモネ(プロフ) - 朱鳥さん» 更新頑張って下さい！ (2020年9月28日 7時) (レス) id: 866dd7e788 (このIDを非表示/違反報告)
朱鳥(プロフ) - (名前)アネモネさん» コメントありがとうございます！ご指摘ありがとうございます。他にも誤字脱字とかもあるとは思いますが落ちついた時にでもまとめて直させていただきます。 (2020年9月27日 20時) (レス) id: d9c4b26799 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)アネモネ(プロフ) - とっても面白いです！間違っていたらすみません。保険委員会のところの“保険”って“保健”では無かったでしょうか？ (2020年9月27日 15時) (レス) id: 866dd7e788 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朱鳥 | 作成日時：2019年7月8日 7時
