12話 ページ13
兵太夫と団蔵の間から、腰まで伸びた絹糸のような黒髪と茜色の瞳、背は小柄で可愛い容姿をしていた。
※一年い組目線
伝七「………」
兵太夫「どうだ!僕たちのAは!」
団蔵「可愛いだろ!僕たちのAは!」
兵太夫と団蔵は、い組に自分の事のように自慢した。
左吉「何でお前たちが自慢するんだよ。」
兵太夫、団蔵「だって、僕たちの仲間だから!!」
その言葉にAは、照れた。
庄左ヱ門「とりあえず、い組のみんなの紹介をしよう。」
庄左ヱ門は、冷静に場を進めた。
きり丸「流石は、庄ちゃん。」
しんべヱ「冷静ね。」
庄左ヱ門「A、一番始めに突っかかってきた子が、黒門伝七。兵太夫と団蔵にツッコミを入れたのが、任暁左吉。それから、今福彦四郎。最後に上ノ島一平だよ。」
左吉「よろしく。」
彦四郎「よろしくね!」
一平「よろしくねー!あのさ、後ろにいる狐と狼ってAの?」
虎若「うん、そうだよ!Aの家族!そうだ!A、一平たちにも司と疾風触らして貰える?」
A《うん、大丈夫だよ!ただし初めて会うからゆっくり触ってね!》
そう返事を書き見せると、疾風と司に目線を送った。二匹はその目線に、頷いた。
虎若「わかった!一平行こ!疾風も司も、凄く触り心地いいよ!」
一平「本当に!?楽しみだな!」
伊助「彦四郎も行こ?」
彦四郎「ぼ、僕もいいの?」
伊助「いいよね?A?」
Aは、頷いた。
彦四郎と伊助は、虎若と一平に続いた。
金吾「それより、伝七大丈夫?」
喜三太「確かに、意識飛んでない?」
左吉「そういえば。おい伝七、しっかりしろ!」
左吉に、揺らされた。
伝七「……は!今、目の前に天使がいた気がする。」
きり丸「気じゃなくて本当にいるけどな。」
団蔵「まぁ、わかるけど。」
兵太夫「僕たちのAだから、天使って表現もあってるけどね!」
左吉「さっきから気になっていたけど、Aは声が出ないのか?喋らず紙に書いてるから。」
それまで、誉め言葉に赤面していたAはその言葉に対して
A《小さい時に、あることがあってから声が出ないの…》
左吉「!ごめん、詳しい事は聞かないけど困った事があれば、頼ってくれていいからな!」
A《!ありがとう。》
Aは左吉に微笑んだ。
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勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡 - え、好き、愛してる💪(・ω・`)ムキィ (2023年2月13日 23時) (レス) @page17 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
関西弁大好き - めちゃ面ろいわぁ〜〜〜!!!!! (2022年4月16日 16時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)アネモネ(プロフ) - 朱鳥さん» 更新頑張って下さい! (2020年9月28日 7時) (レス) id: 866dd7e788 (このIDを非表示/違反報告)
朱鳥(プロフ) - (名前)アネモネさん» コメントありがとうございます!ご指摘ありがとうございます。他にも誤字脱字とかもあるとは思いますが落ちついた時にでもまとめて直させていただきます。 (2020年9月27日 20時) (レス) id: d9c4b26799 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)アネモネ(プロフ) - とっても面白いです!間違っていたらすみません。保険委員会のところの“保険”って“保健”では無かったでしょうか? (2020年9月27日 15時) (レス) id: 866dd7e788 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱鳥 | 作成日時:2019年7月8日 7時