オタクとオタク #14 ページ16
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チョロ松side
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「ワンくん…ワンくん…超絶かっこいいよ、ワンくん…!」
握手会の列に並びながら隣のAは言う。
傍から見れば変人だが、ここにはそういう人達がたくさんいる。
もちろん、僕もその1人。あ、ワンくんじゃなくてにゃーちゃんね。
あと、2人。あと2人でワンくんと握手する、というところまで来た時、不意にAが僕に話しかけてきた。
「チョロ松、ありがとね。
お陰でワンくんと握手できる。本当にありがとう。」
そう言って微笑んだAは綺麗で。
「_____チョロ松?」
僕は思わず凝視してしまい、Aに不思議がられる。
「あ、ごめん。大丈夫だよ。」
笑って言うと、安心したかのようにまた前を向いてワンくんの曲を鼻歌で歌うA。
_____ねぇ、A。
君は知らないと思うけどね、僕は君が好きなんだ。
だからね、ワンくんにメロメロになっているAを見ると嫉妬しちゃう。
それと同時に悲しくなるんだ。
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グミ - いい話だ〜〜〜お幸せに!! (2017年12月27日 20時) (レス) id: 3854e4b4cf (このIDを非表示/違反報告)
ちゃみ - チョロ松か、可愛い・・・///最高です!面白かったです。ありがとうございました。 (2017年12月20日 20時) (レス) id: 077d2204f2 (このIDを非表示/違反報告)
しおみや なぎさ - 面白かったです! チョロ松推しなので夢主ちゃんと幸せになることを願います♪ 超絶可愛いよ〜!チョロ松! (2016年10月1日 12時) (レス) id: eb84659cfd (このIDを非表示/違反報告)
秋桜 - 最高ぉぉぉぉおおお〜!! (2016年8月11日 18時) (レス) id: 197db962be (このIDを非表示/違反報告)
愛松 - 私は、チョロ松の良さが分からなかったのですが、チョロ松girlになりました (2016年5月2日 10時) (レス) id: de53d93ef7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:如月 | 作成日時:2016年4月6日 18時