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第6話(Prologue) ページ1

your side


ずっと行けていなかった
山田との約束。



話したいことがある と
私から誘った日は
先輩たちのせいで無しになり、


やっと実現した。


くだらない話で盛り上がって
美味しいもの食べて
やっぱり居心地がいいな。
なんて 感じた帰り道ー 。


山「で、話って?」


『あ、うん。あのさ…』


山「うん?」


虫が賑やかに鳴く夜道で
どちらからともなく立ち止まる。



『山田の気持ち、すごく嬉しかった。』


山「…うん。」


『山田といると楽しいし、
 私が辛い時 沢山元気づけてくれて
 本当に感謝してる。』


山「うん。」


『でも、ごめん。
 他に好きな人がいる。』


山「………はぁー。そっかぁー。」


それまで静かに頷いていた山田が
盛大にため息をつき 肩を落とした。



『ごめんね。』


山「いや、謝んな!
  むしろ真剣に考えてくれてありがとな。」


『嫌いにならないでいてくれる?』


山「お前バカ?
  嫌いになれないわ。
  これからも変わんねーよ。
  気の合う同期でいて下さいよ。」


『山田ぁ。ありがとう!』


ーーー


ずっとモヤモヤしていた
山田とのことが解決した。


源先輩との関係はというと、
相変わらず 進展はなく…


でも
私は久しぶりに
"片想い"というものにウキウキしていた。


あの日以来、
目が合うことが増えたし、
ボディータッチも増えたし、
仕事以外で二人で会うことが増えた。


それは


きっと あの約束があったからで…。


先輩は仕事中の私の様子を気にかけてるだけ。
悩み相談に乗ってくれてるだけ。


元ペアとして。 ですよね?



今はそれだけで幸せだって
思っていた。



のに……… 。

・溜め息→



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さくら(プロフ) - 夢叶さん» 鈴木伸之さん、東リベで山田くんと絡みあるし良いですね☆ご意見ありがとうございます! (2023年1月20日 23時) (レス) id: 2e0085fa27 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - ちょりこさん» イメージの膨らむコメントありがとうございます(^^)参考にさせていただきますね! (2023年1月20日 23時) (レス) id: 2e0085fa27 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - ランさん» 佐藤健さんいいですね(^^)私も大好きです!参考にさせていただきますね。 (2023年1月20日 23時) (レス) id: 2e0085fa27 (このIDを非表示/違反報告)
夢叶(プロフ) - はじめまして!いつも楽しく読ませていただいてます!鈴木伸之くんはどうでしょう?年代とか役柄もぽいので...笑 (2023年1月18日 19時) (レス) @page45 id: 5141c309f5 (このIDを非表示/違反報告)
ちょりこ(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます ! 主人公と山田の同期としては 、鈴木伸之さんか磯村勇斗さんどちらかはいかがですか ? なんかどっちも警察役向いてそうだし同期として張り合ってたぞ感出せそうな感じしませんか? 笑 (2023年1月18日 19時) (レス) @page45 id: 08dc60e7e6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さくら | 作成日時:2022年11月10日 7時

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