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雅紀side
「……ただいまぁ!! 」
玄関のドアを開け家に入る。
と、夕飯の良い香りが鼻に入ってきた。
「今日はハンバーグ? うん、この匂いはハンバーグ」
なんて独り言を呟きながらリビングへ。
リビングでは智にぃと和、翔がマリカー中。
「ただいま!! 」
「あ、雅紀お帰りぃ。……わわ、赤甲羅が……っ」
「雅紀にぃお帰りなさい。……お先でーす」
「雅紀にぃお帰り!! あれ、これ進まない。何この雲に乗った人」
そんなこんなしている間にレースも終わったらしく。
智にぃは3位で和は1位、翔は12位……。
潤は夕飯の準備が終わったらしく、手を拭きながらリビングに顔を出した。
「……雅紀にぃ、手洗ってきなよ」
「……う、うん……」
俺はちょっと驚き。
だって潤が優しい……。
なんて、こんなの言ったら蹴られるんだけど。
手を洗ってリビングに行くと、皆座っていたので俺も席につく。
誕生日席についた智にぃが手を合わせたので俺等もそれに習う。
「……頂きます」
「「頂きます!! 」」
男兄弟あるあるなのか、食卓はもう戦場。
結構多めに作られてるんだけど、それでも足りない。
「……最後の1個貰い!! 」
「あ、翔。私が狙ってたんですよ!? 」
「ほら和、1つあげるから」
「ありがとうござ……ってアンタ5つも取ってるじゃないですか!! ずるですよ!! 」
特に和は大好物だからか、いつもより多く食べてる。
智にぃなんて皿に積んでるし。
翔なんて小さな口にたくさん放り込むからリスみたいになってる。
……そういや、潤は食べたのかな。
「……潤、1個食べた? 」
「まだ。……けど皆食べてるし良いよ」
「じゃあ俺の1個あげる」
俺は潤が何か言うより早く、潤の皿にハンバーグをのせた。
「え、でもこれ雅紀にぃの……」
「良いの良いの。食べて次の味研究しなきゃでしょ? 」
「……ん、ありがと……」
そう顔を綻ばす末っ子。
可愛いなぁ、と俺の頬もついつい緩んだ。
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0915ARS - これすごい面白い！そろそろ恋とか入れて欲しい！後ファンクラブの詳しい下り入れるとか… (2019年10月16日 20時) (
レス) id: a982556a6b (このIDを非表示/違反報告)
嵐_翔潤_ - あいさん» 本当ですか? そう言っていただけてとても嬉しいです!! またリクエストお待ちしておりますね!! (2019年8月5日 21時) (レス) id: 7d8c2c7b97 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - ありがとうございます☆楽しく読ませてもらいました(*≧∀≦*) (2019年8月2日 17時) (レス) id: 2eccc29f15 (このIDを非表示/違反報告)
小,加 - はい！ 全然大丈夫です！ 楽しみに待ってます (2019年8月1日 8時) (レス) id: c2b14c6c1f (このIDを非表示/違反報告)
嵐_翔潤_ - 小，加さん» リクエストが、前のリクエストと被ってしまうのでいくつか間を空けてから書かせていただいてもよろしいでしょうか? (2019年7月30日 22時) (レス) id: 7d8c2c7b97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嵐_翔潤_ | 作成日時：2019年7月12日 7時
